あなたは、自分の歌声を録音して、聞いてみた事はありますでしょうか??
いまは、スマホの「ボイスメモ」などのアプリで、簡単に録音できるので、とても便利ですよね!
レッスンでも、時々、生徒さんの歌を録音したりするのですが、皆さん、もれなく、嫌がります。。自分の声を聞きたくない、と思ってしまうみたいですね。でも、客観的に聞かないと歌は上達していかないのですよ””
毎朝、学校や仕事に出かけるとき、休日に、遊びに出かけるとき、家を出る前に鏡の前に立って、髪型や洋服が似合っているか、今日の雰囲気に合っているか、チェックすると思います。「ちょっと合わないな~」と思ったら、違う洋服を選ぶでしょう。すると、徐々に、洋服のセンスが上がっていきます↑慣れてくると、もしかしたら、鏡の前に行かなくても、良い感じかどうか、分かるようになってくるでしょう。
歌も、同じなのです。
今回は、「録音した歌声が、思っている声と違うんだけど!?」という疑問を解決していきます。
なぜ、いつも自分が聞いている歌声と、録音した歌声が違う(ギャップがある)のか?
それは、「声の伝わり方」が違うからです。
◎自分自身で聞いている歌声は?
①自分の体に振動(主に頭の骨)して、耳に伝わる音(骨導音)と、他の人が聞くのと同じように、②空気を伝わって耳に届く音(気導音)が、混ざった音を聞いている。
◎他の人が聞いている歌声は?
②空気を伝わって耳に届く音(気導音)だけが聞こえている。
とてもシンプルですよね。
自分だけが、「いつもの歌声と違う」と感じているだけで、他の人からすれば、「いつもの一緒だよ」なのです。歌声のセンスとスキルを上げるためには、何度も、「録音&聞く」という練習を繰り返していく事が、とても大切です。
最初は、少し抵抗があるかもしれませんが、色んなことに気づけるので(自分の癖や、声の魅力、
弱点も含めて)すぐに修正でき、上達が断然早いです!!
しっかりと鏡の前に立って、自分の声と向き合って、センスを磨いていきましょう♪
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仙台ボイストレーナー KAN☆
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