発声練習や歌を歌うとき、目を閉じると、どういう声になるのでしょう?
目を閉じると、自分の体の中への感覚は、研ぎ澄ますことができます。
でも、視界が閉ざされると、空間をイメージできなくなるので、声が前に飛ばなかったり、口の中で声を作ってしまったりします。
目を閉じて発声練習をすると、高い音で、「声が詰まる」状態になってしまう事が多いです。
ノドの奥の方で声を作ってしまうので、口が開かなくなり、解放感をもって声を出せなくなってしまうんですね。音程をすごく気にして「音をちゃんととらなきゃ」と、気にし過ぎてしまっている方に、特にその傾向があります。
ノドを開けて、目を開いて、気持ちもリラックスすると、「気持ちのよい声」が生まれます☆
声は、空間に響いて、皆さんの耳に届きます。
響きを口の中だけに閉じ込めずに、目の前の空間に広げてあげます。
目を閉じて声を出すときは、きちんと、口を開けているかチェックしてみましょう!
今日もあなたにとって、いい歌が歌えますように。