高い声を出すときに、大声で叫んでしまうような歌声になってしまう方、「数曲歌っただけで、喉が嗄れて痛くなってしまう」そんな経験はありませんか??
歌うのは楽しいけど、歌い終わったあと、ちょっとブルーな気持ちに・・なんて事にもなりかねません。
今回は、そんなあなたへ、
「叫び歌声の解消&ワンポイントアドバイス」をお伝えいたします!!
叫んでしまうような歌声になるのは、ほとんどの場合は、高い声を出すときだと思います。
「叫ぶ=高い声」というイメージは沸きますが、「低い声で叫ぶ」というイメージには、あまり結びつきませんよね。
なぜ、高い声になると、叫んでしまうのか??
ズバリ!答えになりますが、
それは「低い声の出し方のまま、高い声も出そうとするから」です。
「えっ?」かなり、漠然として、わからないー!! という感じですよね。
でも、本当にそうなんです。その練習として、ボイストレーニングがあるわけなので、歌手が高い声を上手に出せるのは、トレーニングによって、その方法を知っているからなのです。
実際のトレーニング方法を、文字だけでお伝えするのは、とても難しいので、今回は、感覚をつかむための「キッカケ」になって頂ければという思いを込めて、簡単にできるトレーニング方法をお伝えします!
***では、スタートしましょう***
1、まず、あなたの思う、かなり低い声を出してみてください。言葉は「あ”ぁぁ~」でOKです。
感覚的な話になりますが、その時って、ノドの前の方(顔の正面側を前とする)が強く振動している(鳴っている)感じがすると思います。ノドを閉じている感覚とでもいいましょうか。
★この感覚を、覚えておきます。
2、次に、裏声を出してみます。(裏声が出せない方は、今回は、ゴメンなさい。また今度、違う方法を書きますので。。)裏声を出している時は、ノドの前の方の振動よりも、後ろの方(感覚的には、頭上や後ろ首筋あたり)が振動ているような感じがすると思います。低い声のときの、ノドを閉じている感覚も、あまりないでしょう。 ★★この感覚を覚えておきます。
3、高い声を出すときは、低い声の時に、感じていた、「★の感覚」を開放して(やめて)「★★の感覚」に、徐々に、移動しないといけないのです。なので、力が抜けていくような気分になる!!のです。
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よく「高い声のときほど、力を抜いて~」と言われるのは、その為です。
「★の感覚」のまま、高い声を、無理やりだそうとすると、「叫ぶ歌声」になっちゃいます。。
特に、パワフルな声の男性に多いかもしれません。
言葉だけでは、お伝えが、難しいのですが、
ぜひ、試してみてくださいね☆
今日もあなたにとって、よい歌が歌えますように。
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仙台ボイストレーナー KAN☆
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