気分がモヤモヤしている時は、腹式発声で声を出してみると良い効果があります。
毎日、会社と自宅の往復だけになっているという方も、少なくないのではないでしょうか?そんな中で、気分が晴れないな~、と感じる時がある方は、ぜひ、今回の記事を読んでみてください。
けっして大声を出す必要はなく、普通の声で簡単に声を出してみるだけでも、気持ちに変化が現れます。
なぜ、腹式発声が、良いのか??
それは、腹式発声は、3つの要素を、いっぺんに調整しちゃうからなのです!!
その3つとは、コレです!
①自律神経を整える
②免疫力がアップする
③ホルモンバランスを整える
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今回は、「①自律神経を整える」に注目してみます。
自律神経は、体のさまざまな機能を調整してくれる神経です。
気管、肺に対しての呼吸コントロール、心臓や血管に対しての血液循環や血圧コントロール、ほかにも、
消化吸収やホルモン分泌を整え、自分の意志では動かせない部分の働きを担っています。
ご存じの方も多いと思いますが、自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、交感神経は、
体を興奮させる働きがあり、副交感神経はリラックス効果があります。この2つは、バランスよく保たれている事がベストなのですが、ストレスをかかえている人は、交感神経が高い傾向になってしまいます。
そこで! 深い呼吸を獲得できる、「腹式呼吸」が良い効果を発揮します☆
おへそのすぐ下にある「丹田」という部分は、ここに意識を集中すると、健康を保ち、気力がわいているといわれています。
腹式呼吸は、始めに大きく息を吸うので、自然に深い呼気になります。深い呼気は交感神経を刺激して、緊張作用をもたらします。そして、次に、声を出しながら息を長く吐くと、副交感神経が働いて緩和作用をもたらします。この繰り返しで、バランスが整っていくのです。
ちょっと気分が乱れがちな方は、ぜひ、腹式発声をしてみてください!(^^)!
今日もあなたにとって、よい歌が歌えますように。
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仙台 ボイストレーナー KAN☆