「歌声にビブラートをかけたい!」そんなあなたに、今回は、ビブラートのコツをお伝えしましょう。
まずは、「ビブラートって、なんだろう??」
楽器を演奏している方は分かると思いますが、演奏テクニックの一つであり、具体的には、「音を揺らす」技術です。カラオケの採点でも、項目にありますよね!(揺らし過ぎて、音程が外れないように注意してくださいね~)
はい、ここで、さらっとキーワードを出してみましたが「音程を外さない」これがポイントです!
ビブラートには、色々な種類がありますが、今回は、基本のかけ方をお伝えします。
ポイントは、2つ!!
【ポイント、その①】
音の揺らし幅は「半音ぶん」下に揺らす。さっき、音を外さないといったのは、半音ではなく、「1音ぶん」揺らしてしまうと、外してしまう可能性がでたり、メロディー自体が変わった、という印象を持たれることがあるからです。※半音は、キーボードの鍵盤ひとつ分です。
【ポイント、その②】
ビブラートをかけ始める音は、その伸ばしている音からスタートする。ちょっと、分かりづらいですよね。。(実演でお伝えできれば、いいのですが、文章で頑張ります!)例えば、ロングトーンで、一つの
音を伸ばします。そして、①に書いた通り、半音下に揺らし始める時に、その前に、伸ばしている音に、一度アクセントを入れて(その音から始める)から、下に揺らす、という事です。
なので、感覚的には、音を「下→上→下」の順番で揺らしているのではなく、「上→下→上」の順番で揺らしている感覚になります。
ビブラートをかけると、演歌のようになってしまう、という方は、「下→上→下」の順番で揺らしている
かもしれませんので、チェックしてみてくださいね!!
ぜひ、試してみて下さい。
今日もあなたにとって、よい歌が歌えますように。
仙台ボイストレーナー KAN☆
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