昔、音楽の先生に言われたこと


あなたは、学生時代に、音楽の先生に言われたことを、何かひとつ、覚えていますか?

 

思春期って、難しいものです。

僕もそうでしたが、特に男子は、歌うことは好きでもなんか気恥ずかしくて、一生懸命になれないというか、わざと、ダルい感じで歌ってみたりとか、、面倒な感じでやってしまっていまました"(-""-)"

 

いま思えば、言う事の聞かない子供達を、まとめなければならない先生の大変さがよく分かります。

 

 

そんな学生時代、歌の時間に、先生によく言われたこと、

 

それは、「高い声は、頭のてっぺんから出すように~!」です。

 

きっと、同じフレーズを耳にした方もいるのではないでしょうか!?

 

これって、いったい、どういう意図があったのでしょう??

 

 

これは、いわゆる頭声(ヘッドボイス・裏声)に分類される声を出すときに、よく使われる言葉です。

頭のてっぺんから声を出すイメージを持つことで、天井に向けて、声が抜けていくような感覚を得る事ができます。

 

そして、この言葉で、「しっくりくる!」「高い声が出る!」という方は、素晴らしい感覚を持っていますので、ぜひ、そのままのイメージで歌っていってください☆

 

でも、このイメージを持って歌ってみても、上手く声が出せない、という方もおります。

 

それは、どんな人なのか、というと?

 

喉に余計な力が入る人、です。

 

やっかいなことに、「喉に余計な力が入っている人」は、このイメージを持つことで、さらに、喉を締めつけてしまい、余計に苦しくなる、という悪循環になる場合もあります。なので、要注意★

 

 

学校の先生は、何十人という生徒を一気に見なければなりませんので、一人ひとりの声の状態まで、

分析することは難しいですから、僕が学校の音楽の先生でも、そういう指導になっているでしょう。

 

声って、本当に、ひとそれぞれ、なのです☆

 

その人に合った、ボイストレーニングが必要です。

 

 

***

仙台ボイストレーナー KAN☆

 

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