こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌がある程度、歌えるようになってくると、テクニックを習得したくなります。
その中でも、ビブラートは、習得したいという生徒さんが、とても多いです。
今回は、そのビブラートのコツを、書いてみたいと思います。
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生徒さん:「ビブラートをかけたいんですけど、どうやったら上手くいきますかー?」
僕:「ちょっとしたコツがあるので、順を追ってやってみましょう!」
僕:「まず、ビブラートは、音程を小刻みに上下させる必要があるので、その練習をしましょう。」
ピアノに合わせて、ややアップテンポで、音を上下に揺らしていきます。「ア~♪」音の幅は半音。
(1秒回に、4往復位揺らせればOKでしょう)
僕:「はい、これで喉の柔軟性もついてきたので、実際に歌で、使う時のコツですが、
ビブラートをかける前に、伸ばしている音がありますよね!?」
生徒さん:「はい、例えば、フレーズの終わりの音とかってことですか??」
僕:「そうそう、ビブラートをかけ始める時の、“はじめの音” は、その伸ばしている音
から始めるようにすると上手くいくんですよ!」
生徒さん:「えっ?・・・」
僕:「つまり、例えば、(ド)の音でのばしていたとしたら、ド→シ→ド→シ、という順番で揺らすこと。
逆に、シ→ド→シ→ド、という順番で揺らすと、演歌っぽくなっちゃうから。」
僕が実演すると・・、
生徒さん:「うわーほんとだ、演歌になっちゃう!」
生徒さんと一緒に、練習タイム・・・。
僕:「ねー、なので、POPSを歌う時は、伸ばしている音から揺らし始めること!
これがコツ、その①でした。」
僕:「コツ、その②は、揺らし始めるときは、声の力を抜くこと!」
ビブラートは、あくまでも、音の余韻を演出するものなので、頑張ってやるものでなく、
気持ちよく、音が揺れている雰囲気を作ることが重要です。
僕:「じゃあ練習ね、僕が手で合図を出すまでは、強い声でずーっと伸ばしててください、
5秒位伸ばしたところで、手をゆっくり下げるので、そのタイミングに合わせて、
声の力を抜きながら、ビブラートをかけてみましょう!」
生徒さん:「はい、やってみます!」
実践すると、生徒さん:「ん~、難しい。。」
僕:「はじめは、誰でも難しく感じるので、安心してくださいね。」
それでも、頑張って何度かトライすると・・・♪
生徒さん:「なんとなく、感覚が分かってきました!」
僕:「OKです、最初は、失敗しても全然大丈夫なので、積極的に、歌の中で
使ってみてください。そうすると、自然とできるようになってきますので!」
生徒さん:「はい!」
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ビブラートは、積極的に、自分で使ってみることが大事です。
何回もトライしているうちに、上手になってきます。
この2つのコツを意識しながら、試してみてくださいね!
それでは、また!
KAN☆
Loose Voice KAN’s式ボイストレーニング