レッスンレポート《テクニック編》ビブラート


 

こんにちは、Loose VoiceのKANです!

 

歌がある程度、歌えるようになってくると、テクニックを習得したくなります。

 

その中でも、ビブラートは、習得したいという生徒さんが、とても多いです。

 

今回は、そのビブラートのコツを、書いてみたいと思います。

 

 

 

***

 

生徒さん:「ビブラートをかけたいんですけど、どうやったら上手くいきますかー?」

 

僕:「ちょっとしたコツがあるので、順を追ってやってみましょう!」

 

僕:「まず、ビブラートは、音程を小刻みに上下させる必要があるので、その練習をしましょう。」

 

 

ピアノに合わせて、ややアップテンポで、音を上下に揺らしていきます。「ア~♪」音の幅は半音。

(1秒回に、4往復位揺らせればOKでしょう)

 

 

 

僕:「はい、これで喉の柔軟性もついてきたので、実際に歌で、使う時のコツですが、

ビブラートをかける前に、伸ばしている音がありますよね!?」

 

 

生徒さん:「はい、例えば、フレーズの終わりの音とかってことですか??」

 

 

僕:そうそう、ビブラートをかけ始める時の、“はじめの音” は、その伸ばしている音

から始めるようにすると上手くいくんですよ!

 

 

生徒さん:「えっ?・・・」

 

 

僕:つまり、例えば、(ド)の音でのばしていたとしたら、ド→シ→ド→シ、という順番で揺らすこと。

逆に、シ→ド→シ→ド、という順番で揺らすと、演歌っぽくなっちゃうから。

 

 

僕が実演すると・・、

 

生徒さん:「うわーほんとだ、演歌になっちゃう!」

 

生徒さんと一緒に、練習タイム・・・。

 

 

 

僕:「ねー、なので、POPSを歌う時は、伸ばしている音から揺らし始めること!

これがコツ、その①でした。」

 

 

僕:「コツ、その②は、揺らし始めるときは、声の力を抜くこと!

 

ビブラートは、あくまでも、音の余韻を演出するものなので、頑張ってやるものでなく、

気持ちよく、音が揺れている雰囲気を作ることが重要です。

 

 

僕:「じゃあ練習ね、僕が手で合図を出すまでは、強い声でずーっと伸ばしててください、

5秒位伸ばしたところで、手をゆっくり下げるので、そのタイミングに合わせて、

声の力を抜きながら、ビブラートをかけてみましょう!」

 

 

生徒さん:「はい、やってみます!」

 

実践すると、生徒さん:「ん~、難しい。。」

 

僕:「はじめは、誰でも難しく感じるので、安心してくださいね。」

 

 

それでも、頑張って何度かトライすると・・・♪

 

 

 

生徒さん:「なんとなく、感覚が分かってきました!」

 

 

僕:「OKです、最初は、失敗しても全然大丈夫なので、積極的に、歌の中で

使ってみてください。そうすると、自然とできるようになってきますので!」

 

 

生徒さん:「はい!」

 

***

 

ビブラートは、積極的に、自分で使ってみることが大事です。

 

何回もトライしているうちに、上手になってきます。

 

この2つのコツを意識しながら、試してみてくださいね!

 

 

それでは、また!

 

KAN☆