エッジボイス⇒ファルセットボイス練習法


こんにちは!

仙台ボイストレーニング、Loose Voice講師のKANです!

 

高音域を広げるには、喉の声帯を上手く動かしてあげることが必要です。

 

でも「声帯を動かすって、どうやるの??」

確かに、言葉だけでは分かりにくいですよね!

 

今回は、そんな時に、カンタンで分かりやすい練習法が『エッジボイス』⇒『ファルセットボイス』への移動です!

ファルセットボイスは、いわゆる「裏声」と捉えて下さい。ですが、ポイントは強い裏声という点です。息が漏れるような弱い裏声は今回は使いませんので「カーン!」とした裏声をイメージしておいてください。

 

 

 

◆実際の練習法
練習法は、とてもカンタン!
やり方とポイントはこちらです。

 


【やり方】
①言葉は「あ”」で、エッジボイスをしっかり出します(2秒間ほど)

②エッジボイスのまま、ゆっくり音を上げていきます。いきなり上げるのではなく、サイレンのように音を繋げます。そのままファルセットボイスまで上げていきます。目安として男性は「高いド(C6)」、女性は「高いミ(E6)」の音くらいまで上げてみましょう。

③音が上がりきったら、逆に、ゆっくり下げてくる。上った時と同じように、サイレンのように下がってくる。

 

【ポイント】
①エッジボイスを出している時の、声帯は、かなりしっかり閉じています。その証拠に息が「ボコボコ」と、少量しか出ていません。音を上げていった時も、その声帯を閉じている、という喉の感覚をキープしてください。

※途中で、息が「ふぁ~」と漏れるような声は、終始出ないように、注意して行って下さい。

②どの音からファルセットボイスになっているかは意識しない。音を上げていく途中で、自然に変わっている感じ。「あれ?どこからファルセットになったのかな~」という状態でOKです!

 
これだけです!

上手くできるようになると、「低音~高音」の声帯の使い方が、体感として分かるようになります。喉が苦しさは、一切ないと思います。

これが声帯コントロールです!

高音の発声で悩んでいる人は、まずは「地声・裏声」を考えないで、この練習を行ってみて下さい。その喉の感覚を体が覚えるまでね。

ぜひ、試してみて下さい!