小さい子供のボイトレについて


こんにちは、仙台ボイストレーニング Loose VoiceのKANです!

 

小さい子供(変声期前)の声は、大人よりも高い声が出ます。それは、ノドが未発達な状態で、声帯も小さく、薄く、声を響かせる空間も狭いからです。


そんな、これから育っていくノドの状態で、ボイストレーニングを行っていく場合、色々と気を付けなければならない事があると感じていて、むやみに、音域を伸ばさせたり、声量を上げさせたりするのは、今後の将来を見据えた時、慎重に行っていく必要があります。

 

 

◆元気のいい男の子


元気がよくて声が大きい男の子は、日常的に、大声を出している事が多いので、歌っても声量があります。そんな感じの子って、クラスの中で、ひとりふたりいますよね!?


一見、「声が大きくていいねー」という印象を持たれると思いますが、適切なノドの使い方に気付かずに成長していくと、低中音域ばかりが、どんどん育っていくので、高い音になると、叫ぶようになるか、苦しそうな歌い方になってしまう場合が多いです。


そうすると「声が大きいけどウルサイ・・」という歌声に"(-""-)"
でも、そうなる気持ちは分かります・・。


子供は、声の出し方なんて教わらずに、感覚だけで音を上げていこうとしますからね。「高い声を出してー」と言ったら、だいたいの子は、大声で叫ぶことになります。


改善トレーニングとしては、裏声に近い軽い声を出してもらい、大声を出さなくても高い声は出せるものだよ、と体感してもらうかがポイントになります。

 

 

◆大人しい女の子

 

日頃から優しい声でおしゃべりするような、大人しい女の子は、一見「声が小さくて・・」と思われてしまうかもしれませんが、実は、何かを改善(やめる)しなければならないのではなく、積み上げ式のトレーニングをするだけでいいので、プラスに捉えた方がいいのです!


つまり、喉を乱暴に使う事を覚えていないので、音程をスムーズに移動させることができます。(ただ声が小さめ、というだけ)


現状では、息が足りなくなったり、声が埋もれてしまう、という悩みがあると思いますが、今後のトレーニングとしては、低い音~高い音まで、喉(声帯)をしっかり閉じてあげる練習を行っていく事で改善されます。


女の子でも、叫んでしまうようなキンキン声の子もおりますので、それは、上記に書きました男の子のバージョンと同じように、改善していくとようでしょう。

 
ボイトレを行っていての感覚としては、現在の発声の状態が、


①過剰なもの→フラットに戻す・・・余計な癖などを無くして正す。


②不足しているもの→積み上げる・・・足りないものを補うだけ。


この2つがあるとすると、わりと②の方がスムーズなように感じます。だからこそ、よくない癖や、過剰なノドの乱用は、早めに、改善してあげる必要があるのです!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

*****
仙台の話題沸騰中のボイストレーニング!

科学的なメソッドに基づいた、高い効果が得られるボイストレーニングに興味がある方は、ぜひ、一度、体験レッスンを受けてみて下さい!

お申込みは、以下のフォームより、お気軽にどうぞ♪