特に男性は高音が出しにくい理由


こんにちは、Loose VoiceのKANです!

 

男性は、女性よりも声帯が分厚く声門を閉じる力が強いのが特徴です。

 

高音を出すには、その逆の状態になる必要がありますので、圧倒的に女性よりも高音が出しにくい事が多いです。稀に地声が高い男性がおりますが、そういったタイプの人は多くないと思います。

 

では、声帯が分厚く、声門の閉鎖が強い男性は、まず、何を練習すればいいのでしょうか?

 

発声のセオリーから言えば、声帯を伸ばす運動(=裏声や軽い地声)を練習することになりますが、これまでのレッスン経験上、これは通用しない人が殆どです。

 

なぜなら、強い声門閉鎖が残り続けて、いつまでも重く苦しそうな声から抜け出せない人が大半だからです。

 

 

なので、最初に行うべき練習は、声帯を伸ばす運動ではなく、声門閉鎖をできるだけしない発声です。

 

それがウィスパーボイス(息が漏れた囁き声)になります。

 

音が高くなると、息が吐けなくなりウィスパーボイスではなく、声に芯が入ってしまいやすくなりますが、できるだけ入らないようにしましょう。

 

これは簡単なようで、精度を追及すれば難しい声だったりもします。最初は、息が吐けない事が多いので、ろうそくの火を消すように、一瞬で息を吐き切るようにして練習してみてくださいね!

 

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