こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高音の発声トレーニングを行う際に、間違った思い込みを正しいものに変えていく必要があります。
高音って○○だ!という○○が間違っていると、ゴールとなる高音のイメージが間違っているので、いつまでも上手く出せない・・という状態が続いてしまうからです。
よくある、間違った思い込みを幾つか上げてみまししょう。
■高音の間違った思い込み
・太くて力強い声だ
・高音になるほど声量も大きくなるものだ
・多少は喉に負担がかかるものだ
■正しい認識に変えよう
・軽くて明るい声だ
・高音になっても声量はあまり上げない
・声の抜け感があり喉は楽だ
特に【高音は太い声だ】と思っている人は、なかなか声が変わりにくい傾向があります。
ギターで例えれば、高音は1弦のようにキラキラした軽い音になるべきなのですが「太い声だ」と思ってしまうと6弦で高音を弾いているような、重くこもった声になってしまうからです。
その発声ですと、たとえ何とか高音が出たとしても、苦しそう・・、ギリギリ感・・が出てしまいます。
発声練習に入る前に、まずは、高音の正しい認識とイメージを持っていきましょう♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
長年、ボイストレーナーとして数多くの生徒さんを指導しておりますと、発声の基盤は「ファルセット(裏声)」にあると強く感じます。
ボーカルスクールに通う人の多くは、歌の上達を目指し、発声では高音を出せるようになりたいという目的があります。
発声の癖が強かったり、喉に力みが入る人は、必ずと言っていいほど「ファルセット」が綺麗に出せません。
出せていると思っていても、声にノイズが入っていたり、こもったり、声色が暗かったりして歌声として使えるほどの段階にない声の場合が多いです。
長年、ボイストレーニングをやっていて、声の成長を感じられない人は、このファルセット(裏声の優しい声)を出せるか確認してみましょう!
当教室のレッスンでも必ず、ファルセットからスタートしています。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボイストレーニングを習う理由で一番多いのが「高音の出しづらさの改善」です。
歌っていると、
「この音以上の高音が出しにくいな・・」と感じる音程があると思います。
そうすると「その出しにくい音」を何とか上手く出せるようにと練習をしてしまうとのですが、実は、原因は、その音ではありません!
その一つ前の音程から修正しないといけないのです。
ざっくりとした説明例になりますが【高音域が出しにくい人は、中音域の発声が良くない状態にある】事が多いからです。
症状(喉が詰まるなど)として出ているのは高音でも、手前の中音域の発声から、その兆候が始まっているのです。
なので、練習する時は、いきなり高音を練習するのではなく、中音域から丁寧に作り上げていく事で最短で高音の発声が整うようになります。
ぜひ、練習の参考にしてみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
地声で出せる音域には、個人差がありますがおおよそ平均的には、どれくらいまで出るものなのか?
そんが疑問に答えていきたいと思います。
■男性
出しづらくなるのは「高いミ(E4)」あたり
トレーニングで出し方を整えていくと「高いソ(G4)」が平均になります。
■女性
出しづらくなるのは「高いラ(A4)」あたり
トレーニングで出し方を整えていくと「高いシ(B4)」が平均になります。
もちろん、これは凡その平均値なので、男性でも「B4」女性なら「D5」あたりまで出せる人もいます。
もし、現状で、上記の平均値の音よりも低い音しか出せない・・と感じている人は、練習次第で音域は広げていく事が可能です!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う為のボイストレーニングを行っていく上で、手順や手段は重要です。
闇雲に練習して、効果が出ずに自信を無くしてしまうだけ、、という悲しい状況にならないようにする為にも、その手順を知っておきましょう。
当然ですが、発声状態は個人に違いがありますので、万人に通用するというものはありませんが、これまでのレッスン経験から気づいた「最適な手順」をお伝えしたいと思います!
過去のレッスン経験から、9割以上の人は「地声の声が強すぎる」から、自分の歌声がイマイチだ・・と感じてしまう事が分かっています。
声が出しにくいという体感(喉が詰まる)が無くても「何か歌手の声と違うなぁ、アマチュア感が抜けないなぁ」と感じている人は、この状態になっています。
Loose Voiceの発声改善の手順は、
【現状】
息が少なく地声が強過ぎる
(声帯を締め過ぎ)
【改善ステップ①】
優しく息を増やして歌える
(声帯を緩める)
【改善ステップ②】
適度に息を減らす
(地声と裏声のバランスを取る)
以上の手順で行っています。
ステップ①を飛ばしてステップ②に行く事は難しいので、必ずステップ①を確実なものにしてから進んでいます。
なるべく無駄な遠回りしないように、このような手順を参考にしてみてくださいね!