こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う為のボイストレーニングを行っていく上で、手順や手段は重要です。
闇雲に練習して、効果が出ずに自信を無くしてしまうだけ、、という悲しい状況にならないようにする為にも、その手順を知っておきましょう。
当然ですが、発声状態は個人に違いがありますので、万人に通用するというものはありませんが、これまでのレッスン経験から気づいた「最適な手順」をお伝えしたいと思います!
過去のレッスン経験から、9割以上の人は「地声の声が強すぎる」から、自分の歌声がイマイチだ・・と感じてしまう事が分かっています。
声が出しにくいという体感(喉が詰まる)が無くても「何か歌手の声と違うなぁ、アマチュア感が抜けないなぁ」と感じている人は、この状態になっています。
Loose Voiceの発声改善の手順は、
【現状】
息が少なく地声が強過ぎる
(声帯を締め過ぎ)
【改善ステップ①】
優しく息を増やして歌える
(声帯を緩める)
【改善ステップ②】
適度に息を減らす
(地声と裏声のバランスを取る)
以上の手順で行っています。
ステップ①を飛ばしてステップ②に行く事は難しいので、必ずステップ①を確実なものにしてから進んでいます。
なるべく無駄な遠回りしないように、このような手順を参考にしてみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高い声を出すとき、ついやってしまうのが息を吐き過ぎてしまうことです。
高音は、反射的に息を増やして声も大きく、というイメージを持ってしまいますが、実は、真逆になります。
口笛も高い音を出すには、息を増やしては音が出なくなります。音程を調整しているのは、息ではなく舌先や唇ですよね。
声の場合、息と声帯で音程を作っているので調整すべきなのは、声帯になります。
高音を出すには、声帯から出る息を少なくする必要があります。
ここで間違いやすいことが、
「息を減らす=声帯を締める」と思ってしまい、苦しい発声になることです。
この方法でも息を減らすことはできますが、声帯が更に分厚い状態になってしまうので、音程が上がらなくなります。
息を減らす方法は、声帯を伸ばすこと。
つまり裏声の音色のように軽く明るい声質感にさせながら発声していくという事になります。
練習方法としては、同じ音を地声と裏声で交互に発声して、なるべく声の音色を揃える。
特に男性は、地声が強いので音色にバラツキが出ると思いますが、根気よく練習して整えていってみてくださいね!
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必ずあなたの発声改善に繋がります。
こんにちは、仙台ボイストレーニング Loose VoiceのKANです!
毎日の練習時間、大声で歌う環境を作るのは、なかなか大変だと思います。
カラオケや練習スタジオに通うのも、時間とお金がかかりますからね。
そんな時は、自宅で、歌を練習しちゃいましょう。何も大きい声を出して歌うことだけが、練習ではありません。しかも効果的に、ボイストレーニングができるんですよ♪
◆小さい声とは?
「小声」なのですが、今回の練習では、一般的に言う、「裏声(ひっくり返した声)」を使います。1曲を、まるまる、「裏声」で歌ってみるのです。
(低音がだしにくい場合は、飛ばしてOKです)
☆大事なポイント☆
その裏声は「息漏れのない裏声」で歌うようにしてみてください。裏声はどうしても弱くなりがちです。ですので、息が地声よりも多く出てしまう場合が多いのですが、それをなるべく、息漏れしない裏声で歌ってみます。
声自体は、小さくて大丈夫です。
◆どんな効果が得られるのか?
まず、裏声なので楽に声がでると思います。「地声(表声)で高音を出した時に、
キューっと喉が閉まる感じ」がある人は、今回の裏声では無いと思います。
なぜかと言いますと『裏声発声の喉の使い方は、高音に向いてるから』です。
ココがとっても重要です!
裏声だから高音が出やすいという視点で考えるのではなく、裏声の喉の使い方が高音に向いてる、のです。
つまり、裏声で高音を出しているときの喉の感覚が、地声で高音を出しているときの感覚にも近いという事。
そして、裏声で歌えるようになりましたら、次に、「その裏声の音色と同じような音色の地声」でも歌ってみる。
注意点としては、地声になったとたんに、声が大きくなり過ぎないことです。
それができると、要は、「小さい声(地声)で高音が出せる」という状態を作る事ができます。それがボイスコントロールが整っているという目安になるのです。
ぜひ、練習してみてくださいね!
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上記の画は、喉の中(喉頭)を表したものです。一番上の白い軟骨が「舌骨」、真ん中の大きい肌色の軟骨が「甲状軟骨(=のどぼとけ)」です。
そして、赤色に染めてある部分が、高音発声に欠かせない喉の筋肉、名前は「輪状甲状筋」といいます。左右に、二枚ずつ、くっついていて、この筋肉がしっかり動いてくれれば、人間の喉からは、高音が生まれるような仕組みになっています。
◆なぜ、この筋肉が動くと高音が出るの??
まずは、声は声帯から生まれる、ということを知っておきましょう。その声帯は、伸びたり縮んだり、開いたり閉じたり、厚くなったり薄くなったり、柔軟に形状を変化することができます。
そして、高音が出る時、声帯は「伸びる」が必要になります。
弦楽器で想像してみてください。
例えば、バイオリンの弦で考えてみましょう!
「①短くて緩んだ弦」と「②長くて張った弦」では、どちらが、高い音が出そうでしょうか?何となく想像で分かりますよね、正解は、②の「長くて張った弦」です。
だから、声帯をしっかり伸ばすことが出来れば、自然と高音は生まれます。
声帯がある場所は、のどぼとけ(甲状軟骨)の中です。
上記の画の肌色の大きい部分の中にあります。V字の形をしていて、V字の前後は軟骨にくっついています。
◆じゃあ、声帯を伸ばすって、どういう風にするの??
それは、ファルセットボイス、いわゆる、「裏声発声」をしている時に、輪状甲状筋は縮む働きを、頑張ってくれています!なので、高音を出したい人は、裏声トレーニングが必須になるというわけなのです。科学的ですね!
「裏声なんて、、」と思って練習をおろそかにしてしまうと、いつまでも地声の高音が出ませんので、ぜひ、しっかり練習をしてくださいね。
キーワード:『地声の高音を出したい場合は、裏声を練習しよう!』
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こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ストローを使った発声練習をご存知でしょうか。
喉を傷めた人が、声のリハビリとして使われたりしており、声帯への負担を軽減しながら発声を整えるのには、とても便利なストロー。
歌のボイストレーニングでもしばしば使われることがあります。
その理由は、適切な発声に矯正しやすいという点もあると思いますが、もう一つ、
『自分自身で発声が整っているかを判断しやすい』のです。
実際、レッスンでもストローを使って音階を発声してもらったりしますと、ストローを使っている時と、使っていない普通の発声とで、ほぼ変わらず発声できる人もいれば、ストローをくわえると出しにくくなる人もいます。
なぜなの?
地声の高音になると、ストローから息は流れているが、声が裏返りそうになったり震えたりして安定しない。。
こんな現象が起きたときは、次の2つを疑ってみてください。
①声帯を強く閉じすぎている
(こもった太い声になってチェストボイスから抜け出せていない状態)
②普段、歌う時に舌の奥が上がっている
(ストローを加えると舌が下がった状態に固定されて、出しにくく感じている)
もし、ストロー発声で、このような状態になった場合は、一旦、息を全部鼻から出してストロー発声をしてみてください。鼻から息を出すには、舌の奥を軟口蓋に接近させる必要があります。
少し発声が楽になると思います。それが慣れてきたら徐々に舌を平らにして口からも息が流れるように調整してみてください。ストローを正しく活用できれば、とても有効な道具になり得ます!
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