こんにちは、Loose VoiceのKANです!
【歌手の歌声と自分の歌声が何か違う・・】
こんな違和感を感じたことはありませんか?
これは生まれつきの才能ではなく、歌声の作り方に秘密があります。その秘密とは『声の響き(抜け)』です。
歌手の方が、声の響きが明るく抜け感があり、録音した自分の歌声と比較するとよく分かると思います。
この「響きの明るさ」や「抜け感」を歌手同等にすることで、結果的に発声が楽になり高音域の出しやすさにも良い結果をもたらします。
まずは、あなたの歌声を録音してよく聞いてみてください。
歌手と比較すると、その違いに、きっと気づく事が出来ると思います!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボイストレーニングは難しそう、時間がかかりそう、、などマイナスイメージを持っている人も少なくないと思います。
しかし、実際は【発声の感覚を掴むだけ】と思っておくと良いでしょう。
総合的に歌声を作っていくとなれば、それなりに時間がかかりますが、まずは一つ獲得したい声を描いて、それだけをゲットできるようにします。
Loose Voiceでは、この感覚を掴むことを分かりやすく伝えています。
体の使い方、喉の感覚を一気に掴んでいきます。
初めは、以前までの発声感覚がジャマをして、古い発声と新しい発声が混ざってしまう事もありますが、そこは反復練習で改善できます。
ぜひ、その新しい感覚を掴んでいきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
【歌う時の喉の開け方】
同じ動作を行うとしても、意識やイメージで結果が変わってしまう事があります。今回は喉を開ける時の意識としておススメの方法を紹介します!
■喉仏を下げる、舌奥を下げる・・・×
またあくびをするようなイメージという方法がありますが、同じくおススメできません。
理由としては、声が籠る、余計な力みを助長する、高音が出し難くなるなどの現象が起きやすいからです。プロ声楽家のように発声状態が整っている場合はいいのですが、何か問題を抱えている人には不向きだと思います。
■軟口蓋を上げる、口角を上げる・・・○
この意識で口を開けることで、舌やの喉仏が自然に下がります。
且つ、軟口蓋と舌に距離が生まれ声が明るくなります。結果的に口の奥を開けることに変わりはないのですが、上顎側を意識するのと下顎側を意識するのでは、声質が大きく変わってくるのです。
ぜひ、実際に試してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
「歌声は鼻を響かせる」
ボイストレーニングを学んだことのある人は、一度は、耳にする言葉だと思います。実際に声は「口の中」と「鼻」の両方に響きます。
声を鼻に響かせるというのは、声帯の運動を高音が出しやすくするようにする為のイメージになります。
実際に、鼻に響かせようと意識をしても、必ず高音が出しやすくなるわけではありません。その場合の原因は、声帯の運動が変わっていないからです。
上手くいかないパターンの一つに「鼻声になる」があります。
鼻声は、喉を締め過ぎて口から息が十分に流れていない状態です。
【鼻声かどうかのチェック方法】
鼻を摘まんで(鼻から息が出ない状態)ラララ~でメロディーを歌う
この方法で、もし鼻づまりのような声になったらNGとなります。
ぜひ、試してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
音程を取ることは、殆どの人が出来ると思いますが「心地よく音が当たっている」状態になっている人は、かなり少ないです。
例えば、バイオリンのように音程を作るのに目印がない(フレットレス)楽器のように、声にも「音と音の間」が存在します。
だからこそ、しゃくりやフォール、ビブラートなどの技が使えるわけですが、【音程を当てる+心地よく聞こえる状態】をセットで生み出すのには、少しコツがあります。
それは、音を高め、明るめに取るという事です。
同じ音であっても、低音成分が入っている声と、中音が高音成分が入っている声質では、後者の方が心地よく聞こえます。
日常的に想像するなら、声が明るく高い人の方が聞き取りやすく、低音で籠る声の人は聞き取りにくいということです。
歌声も基本は「どの音程も高め、明るめ」で発声する事が重要になります。
ぜひ、意識をして練習していきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌の上達を目指す時に、まず思いつくのはボイストレーニング(発声訓練)だと思います。
しかし、良い発声ができれば歌が上手くなるのかというと、それはまた別の話になります。
それでは、プラス何が必要なのか?
それは【曲への対応力(柔軟性)】です。
良い声を出す事だけに必死になってしまうと、余裕、曲に対する意識、雰囲気、お客さんのイメージ、曲の情景、思い、世界観など・・こういった曲毎に変わってくる要素を考えられなくなってしまいます。
リスナー側が「歌が上手い」と感じるのは、その曲をどう表現したか、が重要になってきます。
曲調に合っていない声、歌唱雰囲気を出すと、たとえ美声であっても「上手い」とは思われないわけです。
当然、歌手は曲の思いや伝え方を第一に考え、それに見合った歌声を出すように歌うのでリスナーにも感動を与える事ができているのです。
ボイトレである程度、歌声をコントロールできるようになったら、次のステップを考えて歌っていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
「自分の歌声が好きじゃない」という意見をよく聞きます。他の人の歌声は好きなのに、自分の歌声は嫌い。。
これは一体、何が原因でそうなってしまうのか?
今回はメンタルの部分は、置いておいて、技術的な部分で解説していきます。
①歌声が話声に寄っている
話声のままで歌を歌ってしまうと、声に響きが少ない(平坦な声)になってしまう。話声よりも歌声は、響きや艶、色気などが加わった声になるべきです。
②歌声が重たい
頑張って声を張り上げてしまうと、声は重くなり、聞いていて疲れてしまいます。歌声は基本、軽く明るい声をイメージして作っていくと良いです。
③息の成分が少ない
声は息が声帯を通過する事で生まれます。この息の量が、多いと「囁き声」となり、少ないと「詰まった声」になります。
どちらが耳障りが良いか?と聞かれたら、必ずと言っていいほど「囁き声」になります。
まとめますと、自分と歌声が好きになれない人は、歌声が話声のようにトーンが下がり気味で息が足りない傾向にあります。
例外としては、女性に多い、普段の話声が弱く囁き声になっている人。
こういった場合は、声に張りを作る必要があります。
明るい張りのある声を作る事ができれば、自然と自分の歌声も好きになっていくでしょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
喉締め発声が気になっている人は、まず、練習して欲しいのは「ファルセット(裏声)」です。
ファルセットは、息を多く含んだ優しい裏声で、声帯をある程度緩めて発声する事が必要になります。
喉締め発声の人は、強く声帯を閉じてしまう傾向があるので、それを裏声の時点で改善しておきたいのです。
もし、裏声でも詰まったような声質になる場合は、地声でも同様の声質になってしまう可能性が高いです。
裏声の方が、声帯は薄く接地しているにも関わらず、詰まった声になるという事は、分厚く接する地声は、もっと重く詰まった声になる・・という事になります。
囁くような裏声を使った曲を、ぜひ、練習してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌の練習のし過ぎで声が嗄れた・・
そんな時におススメの漢方をご紹介!
『響声破笛丸料』
(きょうせいはてきがんりょう)
この漢方は、声を仕事とされている方々にも愛用者が多く、高い効果があります。喉が腫れている時や細菌、ウィルスで痛めている場合は、効果が見込めませんので、ご注意ください。
あくまでも、声の出し過ぎ、張り上げ過ぎ、しわがれに効果を発揮します。
お近くのドラックストア、ネットから購入できますので、ぜひ、お試くださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
喉締め発声が楽になる方法の一つ
『仰向け発声』を紹介します!
仰向けに寝転がった状態で軽く膝を曲げます。天井を見ながら、いつものように歌ってみてください。
この状態で歌うと、なぜがの喉が楽になったと思います。それは舌の重力の方向が立っている時とは、違う方向にかかるからです。
舌は無意識に緊張しやすい部分です。舌の脱力を獲得する事で、喉が締まりにくくなり、歌も歌いやすくなるというわけです。
実際は立って歌う事が多いと思いますが、脱力感覚を掴むきっかけになれば、あなたの発声改善に役立つと思いますので、ぜひ、一度、試してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
一般的に「顎を引いて歌うべき」と言われています。
でも歌手のパフォーマンスを見ると顎を上げて歌っている姿もよく見かけます。なぜ、歌手は顎を上げてもいいのか・・?
①顎を引く
②顎を上げる
それぞれのメリットをお伝えします。
①顎を引く
発声の初心者は、喉仏や声帯の使い方が未熟な状態です。この状態で顎を上げてしまうと、顎や喉仏の筋肉群に不要な力が入ってしまい、声が出しにくくなる可能性があります。
顎を引く事で、その発声に関係する筋肉が弛緩できるメリットがあります。
②顎を上げる
発声が整っている人は、顎を上げる事で「舌や喉仏」の上昇を抑え、安定した位置にキープしやすいというメリットがあります。
一般的に、喉仏は上がり過ぎない方が良いとされていますので、この状態を作りやすいわけです。
ある程度、発声が整ってきた人は、軽く顎を上げて(15度程度)斜め上を見る
ようなスタイルで自分の良い声の響きを探してみると良いでしょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
舌の重みが発声に大きく関わっている事を知っていますでしょうか?
舌は言葉を発音する為には必要ですが、単純に声(音)を出すだけなら、使う必要はありません。
喉が詰まる歌声になってしまう人に試して欲しい発声練習があります。
■舌の先端を空中に浮かせて発声する
「あ」の形を作ると、通常は舌の先端が「㊦の前歯の裏」についていると思いますが、これを1mm程度離して、舌を上に上げます。
この状態で高い声を出してみるのです。すると、いつもより楽に高音が出せるという人が圧倒的に多い結果がえら得ます。
それぐらい舌の重み(重力)がかかると発声に影響が出てしまうわけです。
実際に歌詞を言う時も舌を押し下げ過ぎないように気を付ける事で、楽な発声を獲得し易くなりますので、ぜひ、取り入れてみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高音で喉が上がってしまい苦しくなる・・という現象。
これまで積み上げてきた発声の癖と言ってしまえば、そうなのですが、できれば改善しておきたいものです。
でも、無理の喉を下げて歌うとオペラや声楽のような発声になり、ポップスの雰囲気が出なくなってしまう、、。
そこで今回は、2つ、喉が上がらない姿勢を紹介します!
①身長を測る時の姿勢
この姿勢は、日頃しないような背筋が伸びて首が真っ直ぐな姿勢です。
このように顎を引いた姿勢は、喉が上がりにくいのです。実際に、壁に背中を付けて歌ってみると楽になると思います!
②仰向けで寝転がる姿勢
仰向けの状態は飲食がし難い体制です。つまり、これも喉が上がり難い姿勢になります。全身の力も抜けてリラックスできます!
この2つは、想像以上に楽に発声できるはずですので、ぜひ、実践してみてくださいね。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う時に、無意識に起こる喉締め発声。
本来、使うべき喉の運動ではなく、別な部分を使ってカバーするような発声をしている為に起こる現象です。
この喉締め発声で、長年、悩んでいる人が結構多くいます。
実際、改善する事はできるのでしょうか??
改善することは可能です。
その手順としては、以下のようにイメージしておきましょう。
①これまでの癖(喉の不要な緊張や運動)をフラットにする
②声はほぼ出ていないようなウィスパーボイスで歌える状態を作る
③通常の声量に上げても①の癖が出ないように正しい運動を覚える
このステップを踏むことで喉締め発声は改善する事ができます。特に②の囁き声で歌えるようにするという手順を飛ばしてしまうと、かなり効率の悪い練習となってしまいますので、気を付けていきましょう。
喉締め発声でお悩みの方は、ぜひ、Loose Voiceの体験レッスンを受けてみてください♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌手の歌声を聞くと、高音は「強く太い声」という印象を持っている人が多いようです。
でも、純粋に楽器としての「高音」を考えた時、弦楽器でも打楽器でも高音は「軽く明るい音」になります。ギター、バイオリン、ドラム、ピアノ・・
どの楽器も高音になるほどブライトな音色になります。
それは声も同じです。
例えば、サビの部分で高音が出てきた時に、強く太く出すような発声になっていませんか?
これでは喉が苦しくなり詰まり気味な歌声になる可能性が高くなります。出せる事は出せるけど、頑張り感が出てしまいます。
そして、その高音の状態から裏声に変えるとガクっと声量が落ちてしまう。。つまり裏声へのグラデーション(徐々に軽い声になっていく)が出来ていないので、音色に大きな落差ができてしまうのです。
高音が上手く出せない・・と悩んでいる人は【声を楽器と捉え】音色のイメージから変えていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
皆さん、鼻腔共鳴という言葉を知っていますでしょうか?
恐らく、特に高音発声を伝える為に言語化したものだと思いますが、この発声ができている人と、間違って鼻声になってしまって人を多く見かけます。
歌声の良し悪しは、リスナーの聴感の部分が大きいので、例え鼻声のような声になっていたいとしても、リスナー側が「良い声」と感じれば、それはそれでOKとなります。
しかし、基本的には鼻声は、詰まり感、幼稚感のある印象を与えてしまう為、避けた方がよいと思います。
その自主チェック方法として簡単なのが、
鼻を摘まんで「ラララ~」で歌うこと。
この時に、もし鼻声のような音色になっていたらNGです。
口から息が十分に流れていない可能性があります。
簡単に確認できるので、ぜひ、チェックしてみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
最近は、ミックスボイスという発声が認知されて世に出ている楽曲も高音域がどんどん広がっています。
ミックスボイスという状態は、高音を楽に出す為に地声と裏声の中間のような状態で出す声の事を言います。
もちろん、喉は楽になりますが、男性であれば中世的な声(女性のような声)に近づいていく事になるので、男性らしい太い響きが多少なりとも薄れます。
「高音を出しやすくする」→ 「ミックスボイスを習得」
「ミックスボイス」→ 「男性らしい魅力が薄れる」
感覚的な話になりますが、男性らしい響きで出せる地声は「HiA」「HiB」位までだと感じます。それ以上の声は、かなり裏声の響きに近づくので、個性や魅力が薄れていきます。
その証拠に、裏声は誰もが似ている音色になりますよね。有名な歌手でも全部裏声で歌われたら本人だと判明できるかは分かりません。
結論としては、高音を出す為にはミックスボイス状態の発声が必要だが、あまりにも裏声の音色に近づけすぎると地声の魅力が薄れるので、自分の適切な音域を把握しておくことが重要になります。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
喉締め発声を改善する時に、最初に行う発声練習は「裏声(ファルセット)」になります。
その理由は、裏声の方が地声よりも喉の脱力がし易いからです。そして、当スクールで重視しているのは【裏声の精度】です。
精度とは、どういった意味なの?
それは「吐く息の量が十分か」という点です。
息の量が少ない場合、声帯が閉じ気味になっている状態なので、その状態で地声を出すと更に締まってしまいます。
まずは、裏声で十分な息が吐けること。これが喉締め発声改善の第一歩となります。
プロシンガーで言いますと、玉置浩二や手島葵のように空気感のある声が出せる事が必要になります。まずは、モノマネでもよいので練習してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
当教室は下記の期間、誠に勝手ながら年始休業とさせて頂きます。
■年末年始休業
2023年12月31(日)~2024年1月4日(木)
年始は1月5日(金)からレッスン開始いたします。体験レッスンのお申込みも5日より可能となります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌が上手く聞こえる歌声って、どんな声でしょうか?
例えば、音程、リズム、歌い方も同じである2人がいるとして、違うのは声質だけだとして考えてみましょう。
声(=音)として聞いていて心地よい方が、必ず、好印象を与える事ができます。日常生活の中でも嫌な音(騒音、びっくりする音、ひっかく音)は存在しますよね。それと同じように歌声も、聞き苦しい声を避ける必要があります。
そこでポイントになるのは
【声と息のバランス】です。
声は息を使う楽器と同じです。綺麗に音を鳴らす為に程よい息を吐き続ける事が必要にになります。
息が多すぎると声が続かなくなり、息が少なすぎると詰まった声になります。
そのどちらにも該当しないように息のコントロールをしなければなりません。息の出口は「声帯」です。
つまり、肺から一定の息を押し上げて声帯でどれぐらいの息を吐くかをコントロールしているわけです。
よく、息はお腹(横隔膜)でコントロールするといいますが、これは半分しか合っておりません。
蛇口にホースを付けて水を出すイメージに例えてみますと「横隔膜は蛇口レバーの捻り具合」であり「声帯はホースの先の穴をどれくらい絞るか」になります。
重要なのはホースの先(声帯)のコントロールです。このコントロールが上手くいけば、程よい息を送り出す事ができ、結果、聞きやすい歌声を作る事ができるのです。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌を練習する時は、マイクを使って歌うこと。
なぜ、マイクを使った方がいいのか、その理由を上げてみました。
①スピーカーの声や音を聞いて欲しい
実際にカラオケやライブで歌う時、自分の声はスピーカーから聞こえてきます。そして、その音がお客さんにも聞こえています。
どんな声を歌っているかを確認するのはマイクを通した声になるからです。
②マイクの使い方を知って欲しい
良い歌声が出せていてもマイクの使い方が間違っていると、良い声が入力できません。マイクの向き、距離、パフォーマンスなども含め、どう使ったら自分の良い声が入るのかを確認しておく必要があります。
マイクを使った途端に、力んでしまったり声量が何倍も上がってしまったり、
そういった事が起こらないように、日頃の練習からマイクを使っておくようにしましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
「歌が上手い」と「声が良い」の関係についてのお話です。
歌には大きく「発声」「音程」「リズム」が関わってきます。この中のどれか一つでも違和感がありますと歌が上手じゃない・・という印象を持たれてしまいます。
よくあるのが、音程とリズムは合っているのに自分の歌が上手く聞こえない・・という状態。これは声という楽器の音色(音質)に原因がある事が多いです。
・聞いていて心地よい声(綺麗な声、明るい声、抜けのある声)
・聞いていて疲れる声(苦しそう、ガサガサ声、暗い声)
メロディーを奏でる前の「音」の段階で良いものが出来ていないと、その後に奏でるメロディーが素敵であっても、上手い歌唱にならない場合があります。
例えば、バイオリンやトランペットでも、鳴っている音色が良くないと演奏をしても上手く奏でる事ができません。なので、基礎の音だしに時間をかけているのだと思います。
歌も声という「音」ですから、奏でる音をしっかりと作っていければ、歌の上達に結びつけることができます。ぜひ、参考にしてみてください♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
喉に力は入り歌が歌いづらい・・という多くの人が持つ悩み。喉締め癖が長年ついてしまっている人ほど、改善には時間がかかるものです。
高音で喉が締まる感じがするという場合、実は、その手前の「中音域」の発声が良くない場合が多々あります。
喉が苦しい、締まる、重たい、詰まる・・など、こういった感覚を感じる前の段階で、すでに少し喉が締まっているのです。
つまり、改善の練習は手低音~中音域から行う必要があります。
その方が確実に喉締めを改善する事ができ、しかも時間が短縮できるのです。
高音だけを練習するのではなく低音にも、しっかりとフォーカスして発声練習する事が重要です。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボイストレーニングをやる前に、これまでの認識を変えておくと良い事があります。それは「高音についての認識」です。
殆どの人は、高音は【太い声、強い声、重い声】とイメージを持っているようですが、実際は【細い声、軽い声、明るい声】が正解です。
どんな楽器でも高音になるほど、音は細くなり明るい音色になります。
声も楽器と同じようになっていくのが自然です。
高音で張り上げてしまうような人は、声を太くして声量を上げていませんか?
正しい発声は実は真逆の声になるのです。行いたい練習としては【音が上がっても声量を上げない】という練習です!
音域と声量が常に比例して上がっていくような状態を無くしていきましょう♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌っていると喉に力が入って喉仏が上がってきてしまう・・という悩みをよく聞きます。
確かに喉仏が上がり過ぎると息の通りが悪くなり、声が出し難くなります。しかし、だからと言って力を入れて下げたままにして歌うと、違和感のある歌声になります。
結論としては、【喉仏を上下させる筋肉の柔軟性を高める】こと
喉仏は、歌っていると言葉によってある程度、上下に動きます。そこで上に上がる筋肉が強いと曲の後半で辛くなってきたりします。
ですので、上下に動かす筋肉のバランスを整える事が必要になります。下げる筋肉と上げる筋肉を柔らかくしておく。
運動の前のストレッチと同じようなイメージです。これは体を柔らかくするように、毎日行う必要があります。
日常的には、喉仏を上げる運動の方が割合が多いです。(飲食する時)逆に下げる運動は少ない(あくびをする時)
日頃から、喉仏を下げる運動を取り入れる事で、確実に声の出しやすさが変わっていきますので、ぜひ、ルーティンに入れていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌手の歌声と一般人の歌声では、何かが違う。。
説明はできないけど歌手の歌声の方が魅力的に感じる。
そう思った事はありませんか?
これは生まれ持った才能ではなく、一つには、声の質に違いがあるのです。その違いは簡単に言えば「声の明るさ(トーン)」になります。
「明るい声=子供っぽい声」ではありません。深みのある声の中に突き抜けるような抜け感と明るさがあるのが歌手の歌声です。
逆に発声トレーニングを行った事のない、一般的な人の歌声は、声が重くこもり気味の声な人が多いです。
どれぐらいの違いがあるのかを確認するには、歌手の歌声と自分の歌声を同時に録音して聞いてみる事です。そうすると明るさの違いがよくわかるはずです。
ぜひ、この違いの発見を行ってみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
自分の歌声を録音して聞き返すと「鼻声に聞こえる・・」と感じたことはないでしょうか?
実際に鼻が詰まっているわけではなく、鼻に声を響かせようとしているわけでもないのに、鼻声に聞こえる場合、次の方法で改善できます。
■鼻声の改善練習
鼻を摘まんで(鼻呼吸ができない状態)「ラララ」で発声する
鼻を摘まんで発声すると、もし鼻声になっている時は、分かりやすく声の音色が変化します。そうならないように発声すること。
ポイントは「口からしっかりと息を吐く」意識を持つことです。
鼻声は息の流れが不十分な時に起こります。
ぜひ、練習してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
喉締め発声で悩んでいる人の多くは裏声を出すのが苦手・・という場合があります。特に、裏声の中でも息を多く使う「ファルセット」=囁くような優しい裏声です。
ファルセットを出すには、声帯を閉じ過ぎず、ある程度は開いた状態で息を通過させる必要があります。
喉締め発声で悩んでいる人は、この声帯を開き気味で発声する事が苦手なので、ファルセットを出そうとしても声が大きく出てしまうのです。
ファルセットのイメージとしては、歌手の手島葵さんの歌声を聞いてみると分かりやすいと思います。かなり息の成分が多く、微かに声が出ている歌声です。
これを、ぜひ、マネして欲しいのです!
マネ出来ていると思っていても、録音して聞き返してみると「息の成分が思ったより少ない・・」なんて事も多々あると思います。
喉締め改善には、とても重要な声になりますので、必ず、出せるようにしていきましょう♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う為の3大要素は「音程(メロディー)「リズム」「歌詞」です。
この3つのバランスが良いと歌が上手いという状態に近づく事ができます。一般的には【発声と音程】に目がいきがちです。
歌詞は覚えればよいとして、意識が外れてしまいがちはのは「リズム」です。
もし、リズムが無ければ、音程のある朗読・・になってしまいます。
とても単調で退屈に感じてしまいそうですよね。
でも歌は、そこにリズムがあるから、心地よいわけです。リズムとテンポは、少し意味が違いますが、大事なのは【リズム感を出して歌う】という事です。
良い歌声で音程も合っているのに、何かが惜しい・・と感じる時は、リズムに目線を向けてみると何か発見があるかもしれません。
現在、世に流れている邦楽は、洋楽の影響を受けている曲がほとんどです。洋楽のヒットチャートを見ると、まずリズムが耳に飛び込んできます。
そのリズムの重要さに気づくことで、更に、あなたの歌が上達していくでしょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
喉に力が入ると思っていたけど、実は「舌」の力みが発声の邪魔をしていた・・という人が少なくありません。
口を開けた時点で「舌は下方向に」力が加わります。これは自然なことではありますが、舌を下げる意識(チカラ)が強すぎると、余計な力みとなって発声がしにくくなる場合もあります。
そこで、舌先を1ミリ程度、浮かせて発声してみる練習をおススメします!
通常、「あいうえお」の母音は全て、舌先が下の歯の裏あたりに付いていますが、それを敢えて浮かせて発声してみるのです。
すると、舌の余計な力みが無くなりスムーズに発声できる場合があります。騙されたと思って、ぜひ、試してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
裏声を出しているのに、自分自身では地声と思っている人がおります。この勘違いの現象はなぜ、起こるのでしょうか?
特に女性に多い傾向がありますが、男性でも一部、起こることがあります。
どんなタイプの人に多いか簡潔に言いますと、
・地声と裏声が繋がっている人
・裏声を強く出す事に慣れている人
この2つです。
地声と裏声が繋がる事は良いのですが、裏声になっている感覚が分からない・・というのが困ります。実際に、曲の中で地声から一気に裏声にチェンジする歌い回しができない事になります。
また、裏声を強く出して地声っぽく聞こえるように発声する人も、裏声の喉の状態に、地声の感覚を混ぜてしまうので混乱してしまいます。
この問題を解決するには、初めに「純粋な裏声(ファルセット)」を出せるようにする必要があります。
誰が聴いても「裏声だね」と分かる声です。
「裏声にも聞こえるし、地声にも聞こえる・・」という声はNGです。
レッスンでも、まず初めに練習するのは、ファルセット発声になります。それぐらい重要な発声なのです!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高音の発声トレーニングを行う際に、間違った思い込みを正しいものに変えていく必要があります。
高音って○○だ!という○○が間違っていると、ゴールとなる高音のイメージが間違っているので、いつまでも上手く出せない・・という状態が続いてしまうからです。
よくある、間違った思い込みを幾つか上げてみまししょう。
■高音の間違った思い込み
・太くて力強い声だ
・高音になるほど声量も大きくなるものだ
・多少は喉に負担がかかるものだ
■正しい認識に変えよう
・軽くて明るい声だ
・高音になっても声量はあまり上げない
・声の抜け感があり喉は楽だ
特に【高音は太い声だ】と思っている人は、なかなか声が変わりにくい傾向があります。
ギターで例えれば、高音は1弦のようにキラキラした軽い音になるべきなのですが「太い声だ」と思ってしまうと6弦で高音を弾いているような、重くこもった声になってしまうからです。
その発声ですと、たとえ何とか高音が出たとしても、苦しそう・・、ギリギリ感・・が出てしまいます。
発声練習に入る前に、まずは、高音の正しい認識とイメージを持っていきましょう♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
リップロールに似た発声練習で巻き舌(タングトリル)という練習があります。
これは実際に、どのような効果があるのか?
リップリールは唇を震えさせますが、巻き舌は、その名の通り「舌」を振動させます。喉が上がり過ぎる、舌の奥が硬くなるような感覚があり力んでしまう・・という悩みがあります。
この悩み改善の効果が期待できるのが「巻き舌」です。
■練習方法
言葉を喋れば、舌は自由に動きますが、なるべく硬直や上昇を抑える為に、
少し顎を上げて斜め上を見上げます。
その状態で巻き舌をしながらメロディーをなぞります。
何回か巻き舌でメロディーをなぞった後に、歌詞を言って歌ってみてください。これだけでかなり喉や舌の脱力ができているはずです。
脱力とは、意識してもできない事が多いので、ぜひ、この方法で獲得していきましょう♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
長年、ボイストレーナーとして数多くの生徒さんを指導しておりますと、発声の基盤は「ファルセット(裏声)」にあると強く感じます。
ボーカルスクールに通う人の多くは、歌の上達を目指し、発声では高音を出せるようになりたいという目的があります。
発声の癖が強かったり、喉に力みが入る人は、必ずと言っていいほど「ファルセット」が綺麗に出せません。
出せていると思っていても、声にノイズが入っていたり、こもったり、声色が暗かったりして歌声として使えるほどの段階にない声の場合が多いです。
長年、ボイストレーニングをやっていて、声の成長を感じられない人は、このファルセット(裏声の優しい声)を出せるか確認してみましょう!
当教室のレッスンでも必ず、ファルセットからスタートしています。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌手の歌声と一般人の歌声を比較した時、一番の違いは何なのでしょう。
実は、この歌声の違いが「歌が上手い」と思われるかどうかに深く関わってきます。結論から言いますと、一番の違いは「声の明るさ(トーン)」です。
例えば、同じ音程でも「明るい声」「暗い声」がありますよね。
歌手は、一般人よりも圧倒的に明るい歌声で歌っています。
ここに気が付いていないと、ボイトレでいい歌声を出せたとしても、「何かが歌手とは違う・・」という壁にぶつかってしまいます。
歌手の歌声は安定感があるので、明るさよりも「太い、深い、強い」というイメージが先行してしまいがちですが、実は違います。
圧倒的な【明るさ、抜け感、軽快感】があります。
ここを気を付けながらレッスンしていきましょうね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボイストレーニングを習う理由で一番多いのが「高音の出しづらさの改善」です。
歌っていると、
「この音以上の高音が出しにくいな・・」と感じる音程があると思います。
そうすると「その出しにくい音」を何とか上手く出せるようにと練習をしてしまうとのですが、実は、原因は、その音ではありません!
その一つ前の音程から修正しないといけないのです。
ざっくりとした説明例になりますが【高音域が出しにくい人は、中音域の発声が良くない状態にある】事が多いからです。
症状(喉が詰まるなど)として出ているのは高音でも、手前の中音域の発声から、その兆候が始まっているのです。
なので、練習する時は、いきなり高音を練習するのではなく、中音域から丁寧に作り上げていく事で最短で高音の発声が整うようになります。
ぜひ、練習の参考にしてみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
最近は、オンラインレッスンも主流になりつつありますが、個人的には、やはり対面レッスンが一番メリットを感じています。
■対面レッスンのメリット
①講師の見本となる声を同じ空間で聞けること
②指導内容についてのコミュニケーションが円滑にできること
③繊細な声のニュアンスが伝わり易いこと
④レッスンの盛り上がりや雰囲気が良い方向になること
日々のレッスンで、このようなメリットを感じています。
勿論、物理的に通えないような距離のある人は、オンラインレッスンで受講頂くのが効率的かと思いますので、ケースバイケースですが、総合的に上達するスピードも対面の方が早いように感じております。
ぜひ、ボイストレーニングに興味のある方は、一度、スタジオに足を運んで来て頂ければと思います!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
地声で出せる音域には、個人差がありますがおおよそ平均的には、どれくらいまで出るものなのか?
そんが疑問に答えていきたいと思います。
■男性
出しづらくなるのは「高いミ(E4)」あたり
トレーニングで出し方を整えていくと「高いソ(G4)」が平均になります。
■女性
出しづらくなるのは「高いラ(A4)」あたり
トレーニングで出し方を整えていくと「高いシ(B4)」が平均になります。
もちろん、これは凡その平均値なので、男性でも「B4」女性なら「D5」あたりまで出せる人もいます。
もし、現状で、上記の平均値の音よりも低い音しか出せない・・と感じている人は、練習次第で音域は広げていく事が可能です!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌が上手くなる為には、大事な要素が3つあります。
①音程
②リズム
③発声
基本的にはこの3つが整っていれば、歌は上手く聞こえます。どれか1つでも違和感のある状態ですと、何かが惜しい・・という印象を持たれる事でしょう。
この中で「発声」だけは、とても曖昧なものです。なぜなら数字で表せないものだからです。音程やリズムは、外れれば数字で確認する事ができます。
発声に「正解」はありませんが、上手く聞こえる為には、ある程度は「聞きやすい声」を出す必要があります。
なぜかと言いますと、聞きずらい歌声のままで、音程やリズムがあっていたとしても、それが結果的に「上手い」に繋がる事が難しいからです。
発声だけに執着してしまうのも違いますが、楽器として考えた時に、聞きやすい楽器(=声)にしておく必要はあると思います。
一緒に、歌声を作っていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボーカルレッスンで使われる「喉を開く」の喉って、どこを指しているの?
今回は、分かりやすくイラストで説明してみました。
喉を開くには、舌や喉仏を下げる(あくび状態)にすれば作る事ができますが、無理やりその状態を作るのは違います。
あくまで自然体で出来ます。
その証拠に口を開ければ舌や喉仏は勝手に下がります。
あまり意識せず、喉を開くことができるのがベストになります!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
発声練習を行っていく上で大事なことがあります。
それは『その練習内容と目的を生徒に伝えてあげること』です。
ただ指示に従って声を出しているだけの発声練習は、その目的や曲中での使い方までイメージを持つことができません。
・どうして、その言葉を使うのか
・何を意識してほしいのか
・曲中にどう活かす事ができるのか
こういった目的や意図と、実際の歌での使い方まで伝えたうえで、発声練習をする事で生徒の理解が深まり、吸収力が何倍もになります。
ボイストレーニングを行っていても声が変わらない・・と悩んでいる人は、今回の内容を参考に先生に質問してみると良いと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌が上手いなぁ~という印象は、初めのワンフレーズで決まると言っても過言ではないです。
それぐらいで出しの声は、慎重に出さなければなりません。余裕があってサラッと声を出す為には、ひとつ、コツがあります。
それは『口の形を作ってから発声する』
ということ。
普通は、声を発すると同時に口を開くと思いますが、そのタイミングですと、キレのある声になりにくい。ですので、数秒前に口の形を作っておき、息も吸い終わっている状態から発声します。
そうする事で、最初の一音目がとてもクリアになり、理想的な歌声で始める事ができるようになります。
誰でもできる簡単なコツですので、ぜひ、使ってくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高音を出すボイストレーニングでミックスボイスがあります。ミックスボイスは、地声であるにもかかわらず、限りなく裏声の声に寄せていくような発声法です。
裏声は高音が出しやすいので、地声を裏声に寄せていく事で、高音が出しやすくするという理屈です。
確かに、高音を出すにはミックスボイスという発声が必要なのですが、それが歌声として良い効果を出せるかは、また別の話です。
『楽な発声=魅力的な歌声』になるとは限らないからです。
ミックスボイスは、地声の要素が減り裏声の響きに近くなります。
でも、その裏声には個性が少ない。(=個性を出しにくい)
歌手の歌声であっても、地声で歌うと「あっ、あの歌手の声だ」と分かりますが、裏声だけを聞いても、他多数の声と変わりがないように聞こえて、誰の声が分からなくなります。
ミックスボイスは、その裏声の音色に近づいていくので、あなたの個性が薄れるリスクもあるわけです。
ある程度、地声の響きを残していればミックスボイスが成功と言えますが、裏声のように線の細い地声になってしまうと、オシイ結果になることもあります。
最終的には、自分の理想の歌声になればOKです。
そのゴールをしっかりと見据えて、ミックスボイスやボイストレーニングを行っていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボイストレーニングを行えば、誰でも今以上に声量、音域、声質などを伸ばしていく事ができます。しかし、練習しても成長が感じられない・・という人も少なくないと思います。
長年、ボイストレーニング指導を行ってきて、そこには『発声練習の正確性』の重要さを感じます。
良い変化や成長をしていく為には「自己意識を持って練習する」必要があります。例えば、先生に「口角を上げて歌ってみよう」と言われた時、その言葉だけを受け取って口角を上げるだけでは50点です。
・なぜ口角を上げる必要があるのか?(理由)
・口角を上げると何が変わるのか?(結果)
・どれくらい上げるといいのか?(状態・加減)
・上げた事で良い感覚を得られたか(分析)
こういった、一つ奥にある考え方、意識を持って練習する事が必要になります。そうしないと自分で使えない(コントロール)からです。いざ歌う時に、「このくらい口角を上げれば、こういう声が出せる」という判断を自分で行うことになりますからね!
そして、もう一つは、意識を持ちつつ継続する事です。
ボイストレーニングは、筋トレやダイエットのように、地道に積み上げていく事で効果が表れるものです。
正確で質の高い練習内容と、自己意識、そして継続力です。
この2つが揃ってボイストレーニングを行えば、必ず、あなたの声は変わっていきます。ぜひ、心に留めておいてください♪
皆様
明けましておめでとうございます。
仙台Loose VoiceのKANです!
昨年は、沢山の方にレッスンに通って頂き、ありがとうございました。
今年も一人でも多くの人の発声の悩みに応えらえるようにレッスンしていきます。
新年は、1/5(木)より営業開始です♪
今年もよろしくお願いします!!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
レッスンでよく頂く質問です。
「練習曲は何かいいですか?」
発声を改善しながら歌う曲の選曲は、とても重要です。ポイントは発声を意識しながら歌えるような曲になります。
つまり、スローテンポで言葉の数もあまり多くない曲です。
また高音が多発するような曲もやめておきましょう。まずは、自分に無理のない音域で、もし高音が出てきた場合は、無理をせず裏声で対応します。
例えばこんな曲がおススメです。
・テルーの唄
・なんでもないや(RADWIMPS)
・糸
・ハナミズキ
・メロディー(玉置浩二)
こういった曲を選ぶとボイストレーニングで練習した発声の感覚を意識しながら歌えると思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌声が出しにくい人で「もともと歌声が小さい」という場合、発声の仕方をトレーニングする前に、とにかく大きい声を出す練習をする必要があります。
少し詳しくお伝えすると「声が小さくで声帯が閉じ気味の人」です。特に男性に多い傾向がありますが、話し声よりも、歌声がだいぶ小さくなってしまう人。
この場合、発声の仕方から練習しても、歌声のベースとなる「呼気圧、エネルギー感、声を届ける感覚やイメージ、喉の解放感など」が体感で理解できていないので、発声が上手でも、お客さんに声が届かない・・という結果になる傾向があります。
これは幼少期などに大声を出していたか、という経験が関係してきます。
運動部の応援で声を出していた、音楽の授業で大きい声で歌っていた、話し声が大きかったなど、過去の経験があればクリアできているはずです。
逆に、そういった経験がない人は、ボソボソ声になり高音を出す以前の問題をパスしなければなりません。
「ヤッホー!」「オーィ!」などが大きく出せればOKです!
声の開放を行う事が、第一歩目になりますので、まずは大きな声を出せるようにしていきましょう。
仙台Loose Voiceは、誠に勝手ながら以下の期間を、年末年始休業とさせて頂きます。
■2022年12月30日(金)~2023年1月4日(水)
※年始は5日(水)より営業開始いたします。
体験レッスンのご予約は、お早めにお申込みください♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う時は、顎を引いておく。
これは基本姿勢としてよく言われることですが、顎を上げて歌っている人もおります。一体、顎を上げる、上げないでは発声にどういった違いが表れるのでしょうか?
■顎を引くスタイル
発声が発展途中の人に対しては、顎を引いた方がよいと言われます。
これは、発声が未熟であるという事は、喉や声帯の使い方がまだできていないという状態なので、顎を上げてしまうと、舌骨や喉ぼとけを支えている筋肉に、余計な力が加わる事を助長してしまうからなのです。
例えば、喉ぼとけが過剰に上がってしまう人に対して、顎を上げて歌ってもらうと、相当苦しい声になってしまうか、声がこもってしまう可能性があります。
■顎を上げて歌うスタイル
発声が整ってきている人は、顎を上げた方が、逆に喉の開きをキープし易く感じる人もいます。
顎を上げて唾を飲み込んでみてください。
きっと、喉がつっぱって飲み込みにくいですよね。このように、顎を上げると喉ぼとけが上げられなくなります。つまり、喉の奥の共鳴スペースが確保できて声帯のコントロールもし易い状態を作れるわけです。
以上のように、顎の位置は、現在の発声状態や癖によって調整してあげる必要があります。最終的には、楽に呼吸ができる体制であれば、顎の位置はどうなっていても歌えるのだと思います。
ボイストレーニング初心者は「顎を引く(=身長を測るときの位置)」にして練習する事をおススメします!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
現在、Loose Voiceでは
『オンラインレッスン3ヶ月発声改善プログラム』を開講中です。
■詳細
回数:月3回(1回/50分)×3ヶ月 全9回で完結
料金:1回/2,800円 ※ひと月あたり8,400円
(通常のオンラインレッスン料金より1,200円お得!)
また、事前に無料の発声相談を行っており、レッスンを開始されるかは、相談を受けてみてから検討いただいても大丈夫です!
3ヶ月で「喉締め」や「張り上げ」の発声を細かく丁寧に改善していく事が目的となるコースです。
歌っていると喉が締まる、声が重くなり音程が上げにくい、曲の後半で歌えなくなる・・等のお悩みのある方は、まずは、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。必ず、解決する方法の糸口をお伝えする事ができます。
詳細、お申込みフォームは以下よりご確認頂けます!