こんにちは、Loose VoiceのKANです!
長年、ボイストレーナーとして数多くの生徒さんを指導しておりますと、発声の基盤は「ファルセット(裏声)」にあると強く感じます。
ボーカルスクールに通う人の多くは、歌の上達を目指し、発声では高音を出せるようになりたいという目的があります。
発声の癖が強かったり、喉に力みが入る人は、必ずと言っていいほど「ファルセット」が綺麗に出せません。
出せていると思っていても、声にノイズが入っていたり、こもったり、声色が暗かったりして歌声として使えるほどの段階にない声の場合が多いです。
長年、ボイストレーニングをやっていて、声の成長を感じられない人は、このファルセット(裏声の優しい声)を出せるか確認してみましょう!
当教室のレッスンでも必ず、ファルセットからスタートしています。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌手の歌声と一般人の歌声を比較した時、一番の違いは何なのでしょう。
実は、この歌声の違いが「歌が上手い」と思われるかどうかに深く関わってきます。結論から言いますと、一番の違いは「声の明るさ(トーン)」です。
例えば、同じ音程でも「明るい声」「暗い声」がありますよね。
歌手は、一般人よりも圧倒的に明るい歌声で歌っています。
ここに気が付いていないと、ボイトレでいい歌声を出せたとしても、「何かが歌手とは違う・・」という壁にぶつかってしまいます。
歌手の歌声は安定感があるので、明るさよりも「太い、深い、強い」というイメージが先行してしまいがちですが、実は違います。
圧倒的な【明るさ、抜け感、軽快感】があります。
ここを気を付けながらレッスンしていきましょうね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボイストレーニングを習う理由で一番多いのが「高音の出しづらさの改善」です。
歌っていると、
「この音以上の高音が出しにくいな・・」と感じる音程があると思います。
そうすると「その出しにくい音」を何とか上手く出せるようにと練習をしてしまうとのですが、実は、原因は、その音ではありません!
その一つ前の音程から修正しないといけないのです。
ざっくりとした説明例になりますが【高音域が出しにくい人は、中音域の発声が良くない状態にある】事が多いからです。
症状(喉が詰まるなど)として出ているのは高音でも、手前の中音域の発声から、その兆候が始まっているのです。
なので、練習する時は、いきなり高音を練習するのではなく、中音域から丁寧に作り上げていく事で最短で高音の発声が整うようになります。
ぜひ、練習の参考にしてみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
最近は、オンラインレッスンも主流になりつつありますが、個人的には、やはり対面レッスンが一番メリットを感じています。
■対面レッスンのメリット
①講師の見本となる声を同じ空間で聞けること
②指導内容についてのコミュニケーションが円滑にできること
③繊細な声のニュアンスが伝わり易いこと
④レッスンの盛り上がりや雰囲気が良い方向になること
日々のレッスンで、このようなメリットを感じています。
勿論、物理的に通えないような距離のある人は、オンラインレッスンで受講頂くのが効率的かと思いますので、ケースバイケースですが、総合的に上達するスピードも対面の方が早いように感じております。
ぜひ、ボイストレーニングに興味のある方は、一度、スタジオに足を運んで来て頂ければと思います!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
地声で出せる音域には、個人差がありますがおおよそ平均的には、どれくらいまで出るものなのか?
そんが疑問に答えていきたいと思います。
■男性
出しづらくなるのは「高いミ(E4)」あたり
トレーニングで出し方を整えていくと「高いソ(G4)」が平均になります。
■女性
出しづらくなるのは「高いラ(A4)」あたり
トレーニングで出し方を整えていくと「高いシ(B4)」が平均になります。
もちろん、これは凡その平均値なので、男性でも「B4」女性なら「D5」あたりまで出せる人もいます。
もし、現状で、上記の平均値の音よりも低い音しか出せない・・と感じている人は、練習次第で音域は広げていく事が可能です!
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌が上手くなる為には、大事な要素が3つあります。
①音程
②リズム
③発声
基本的にはこの3つが整っていれば、歌は上手く聞こえます。どれか1つでも違和感のある状態ですと、何かが惜しい・・という印象を持たれる事でしょう。
この中で「発声」だけは、とても曖昧なものです。なぜなら数字で表せないものだからです。音程やリズムは、外れれば数字で確認する事ができます。
発声に「正解」はありませんが、上手く聞こえる為には、ある程度は「聞きやすい声」を出す必要があります。
なぜかと言いますと、聞きずらい歌声のままで、音程やリズムがあっていたとしても、それが結果的に「上手い」に繋がる事が難しいからです。
発声だけに執着してしまうのも違いますが、楽器として考えた時に、聞きやすい楽器(=声)にしておく必要はあると思います。
一緒に、歌声を作っていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボーカルレッスンで使われる「喉を開く」の喉って、どこを指しているの?
今回は、分かりやすくイラストで説明してみました。
喉を開くには、舌や喉仏を下げる(あくび状態)にすれば作る事ができますが、無理やりその状態を作るのは違います。
あくまで自然体で出来ます。
その証拠に口を開ければ舌や喉仏は勝手に下がります。
あまり意識せず、喉を開くことができるのがベストになります!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
発声練習を行っていく上で大事なことがあります。
それは『その練習内容と目的を生徒に伝えてあげること』です。
ただ指示に従って声を出しているだけの発声練習は、その目的や曲中での使い方までイメージを持つことができません。
・どうして、その言葉を使うのか
・何を意識してほしいのか
・曲中にどう活かす事ができるのか
こういった目的や意図と、実際の歌での使い方まで伝えたうえで、発声練習をする事で生徒の理解が深まり、吸収力が何倍もになります。
ボイストレーニングを行っていても声が変わらない・・と悩んでいる人は、今回の内容を参考に先生に質問してみると良いと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌が上手いなぁ~という印象は、初めのワンフレーズで決まると言っても過言ではないです。
それぐらいで出しの声は、慎重に出さなければなりません。余裕があってサラッと声を出す為には、ひとつ、コツがあります。
それは『口の形を作ってから発声する』
ということ。
普通は、声を発すると同時に口を開くと思いますが、そのタイミングですと、キレのある声になりにくい。ですので、数秒前に口の形を作っておき、息も吸い終わっている状態から発声します。
そうする事で、最初の一音目がとてもクリアになり、理想的な歌声で始める事ができるようになります。
誰でもできる簡単なコツですので、ぜひ、使ってくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高音を出すボイストレーニングでミックスボイスがあります。ミックスボイスは、地声であるにもかかわらず、限りなく裏声の声に寄せていくような発声法です。
裏声は高音が出しやすいので、地声を裏声に寄せていく事で、高音が出しやすくするという理屈です。
確かに、高音を出すにはミックスボイスという発声が必要なのですが、それが歌声として良い効果を出せるかは、また別の話です。
『楽な発声=魅力的な歌声』になるとは限らないからです。
ミックスボイスは、地声の要素が減り裏声の響きに近くなります。
でも、その裏声には個性が少ない。(=個性を出しにくい)
歌手の歌声であっても、地声で歌うと「あっ、あの歌手の声だ」と分かりますが、裏声だけを聞いても、他多数の声と変わりがないように聞こえて、誰の声が分からなくなります。
ミックスボイスは、その裏声の音色に近づいていくので、あなたの個性が薄れるリスクもあるわけです。
ある程度、地声の響きを残していればミックスボイスが成功と言えますが、裏声のように線の細い地声になってしまうと、オシイ結果になることもあります。
最終的には、自分の理想の歌声になればOKです。
そのゴールをしっかりと見据えて、ミックスボイスやボイストレーニングを行っていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
ボイストレーニングを行えば、誰でも今以上に声量、音域、声質などを伸ばしていく事ができます。しかし、練習しても成長が感じられない・・という人も少なくないと思います。
長年、ボイストレーニング指導を行ってきて、そこには『発声練習の正確性』の重要さを感じます。
良い変化や成長をしていく為には「自己意識を持って練習する」必要があります。例えば、先生に「口角を上げて歌ってみよう」と言われた時、その言葉だけを受け取って口角を上げるだけでは50点です。
・なぜ口角を上げる必要があるのか?(理由)
・口角を上げると何が変わるのか?(結果)
・どれくらい上げるといいのか?(状態・加減)
・上げた事で良い感覚を得られたか(分析)
こういった、一つ奥にある考え方、意識を持って練習する事が必要になります。そうしないと自分で使えない(コントロール)からです。いざ歌う時に、「このくらい口角を上げれば、こういう声が出せる」という判断を自分で行うことになりますからね!
そして、もう一つは、意識を持ちつつ継続する事です。
ボイストレーニングは、筋トレやダイエットのように、地道に積み上げていく事で効果が表れるものです。
正確で質の高い練習内容と、自己意識、そして継続力です。
この2つが揃ってボイストレーニングを行えば、必ず、あなたの声は変わっていきます。ぜひ、心に留めておいてください♪
皆様
明けましておめでとうございます。
仙台Loose VoiceのKANです!
昨年は、沢山の方にレッスンに通って頂き、ありがとうございました。
今年も一人でも多くの人の発声の悩みに応えらえるようにレッスンしていきます。
新年は、1/5(木)より営業開始です♪
今年もよろしくお願いします!!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
レッスンでよく頂く質問です。
「練習曲は何かいいですか?」
発声を改善しながら歌う曲の選曲は、とても重要です。ポイントは発声を意識しながら歌えるような曲になります。
つまり、スローテンポで言葉の数もあまり多くない曲です。
また高音が多発するような曲もやめておきましょう。まずは、自分に無理のない音域で、もし高音が出てきた場合は、無理をせず裏声で対応します。
例えばこんな曲がおススメです。
・テルーの唄
・なんでもないや(RADWIMPS)
・糸
・ハナミズキ
・メロディー(玉置浩二)
こういった曲を選ぶとボイストレーニングで練習した発声の感覚を意識しながら歌えると思いますので、ぜひ、参考にしてみてください。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌声が出しにくい人で「もともと歌声が小さい」という場合、発声の仕方をトレーニングする前に、とにかく大きい声を出す練習をする必要があります。
少し詳しくお伝えすると「声が小さくで声帯が閉じ気味の人」です。特に男性に多い傾向がありますが、話し声よりも、歌声がだいぶ小さくなってしまう人。
この場合、発声の仕方から練習しても、歌声のベースとなる「呼気圧、エネルギー感、声を届ける感覚やイメージ、喉の解放感など」が体感で理解できていないので、発声が上手でも、お客さんに声が届かない・・という結果になる傾向があります。
これは幼少期などに大声を出していたか、という経験が関係してきます。
運動部の応援で声を出していた、音楽の授業で大きい声で歌っていた、話し声が大きかったなど、過去の経験があればクリアできているはずです。
逆に、そういった経験がない人は、ボソボソ声になり高音を出す以前の問題をパスしなければなりません。
「ヤッホー!」「オーィ!」などが大きく出せればOKです!
声の開放を行う事が、第一歩目になりますので、まずは大きな声を出せるようにしていきましょう。
仙台Loose Voiceは、誠に勝手ながら以下の期間を、年末年始休業とさせて頂きます。
■2022年12月30日(金)~2023年1月4日(水)
※年始は5日(水)より営業開始いたします。
体験レッスンのご予約は、お早めにお申込みください♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う時は、顎を引いておく。
これは基本姿勢としてよく言われることですが、顎を上げて歌っている人もおります。一体、顎を上げる、上げないでは発声にどういった違いが表れるのでしょうか?
■顎を引くスタイル
発声が発展途中の人に対しては、顎を引いた方がよいと言われます。
これは、発声が未熟であるという事は、喉や声帯の使い方がまだできていないという状態なので、顎を上げてしまうと、舌骨や喉ぼとけを支えている筋肉に、余計な力が加わる事を助長してしまうからなのです。
例えば、喉ぼとけが過剰に上がってしまう人に対して、顎を上げて歌ってもらうと、相当苦しい声になってしまうか、声がこもってしまう可能性があります。
■顎を上げて歌うスタイル
発声が整ってきている人は、顎を上げた方が、逆に喉の開きをキープし易く感じる人もいます。
顎を上げて唾を飲み込んでみてください。
きっと、喉がつっぱって飲み込みにくいですよね。このように、顎を上げると喉ぼとけが上げられなくなります。つまり、喉の奥の共鳴スペースが確保できて声帯のコントロールもし易い状態を作れるわけです。
以上のように、顎の位置は、現在の発声状態や癖によって調整してあげる必要があります。最終的には、楽に呼吸ができる体制であれば、顎の位置はどうなっていても歌えるのだと思います。
ボイストレーニング初心者は「顎を引く(=身長を測るときの位置)」にして練習する事をおススメします!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
現在、Loose Voiceでは
『オンラインレッスン3ヶ月発声改善プログラム』を開講中です。
■詳細
回数:月3回(1回/50分)×3ヶ月 全9回で完結
料金:1回/2,800円 ※ひと月あたり8,400円
(通常のオンラインレッスン料金より1,200円お得!)
また、事前に無料の発声相談を行っており、レッスンを開始されるかは、相談を受けてみてから検討いただいても大丈夫です!
3ヶ月で「喉締め」や「張り上げ」の発声を細かく丁寧に改善していく事が目的となるコースです。
歌っていると喉が締まる、声が重くなり音程が上げにくい、曲の後半で歌えなくなる・・等のお悩みのある方は、まずは、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。必ず、解決する方法の糸口をお伝えする事ができます。
詳細、お申込みフォームは以下よりご確認頂けます!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
カラオケボックスから聞こえてくる歌声。
ライブでの歌手の歌声。
この2つの違いって、一体何なのだろうか??
明らかに歌手の方が、声が良く聞こえて歌も上手い、と思えます。でも感覚的な違いは分かっていても、実際、どうすれば同じように出せるのでしょうか。
その違いは、一言でいえば「発声の仕方」になります。人間の耳は、心地よい音と不快になる音があります。
例えば、小鳥の鳴き声や川のせせらぎの音は、心地よい。
しかし、サルの鳴き声やバイクの爆音エンジン音は、心地よくない。
こういった誰しもに共通する人間の音に関する感覚(好み)というものがあります。
人間の声の場合も同様で「いい声だね」と「うるさい声だね」の違いがあるのです。ただ、人間の場合「話し声が心地よくない」という人は、あまりおりませんので、歌った時に「心地よくない声になる」という場合が、ほとんどです。
つまり、音域が広く上下した時の発声の仕方が問題になっているという訳です。
一般の歌声と歌手の歌声の違い。
それは「声の軽さ明るさ」が違うのです。
アーティストのライブを見に行ったことがある人は分かると思いますが、実際、生の歌声を聞いてみると、声が会場に軽く抜けていき、楽に声を出しているように感じたはずです。歌手が何曲も歌える発声になっている証拠です。
もっと声が太いと思っていたが、実際は、かん高い響きだった、という印象もあります。
この軽さと明るさをボイストレーニングで獲得していく事が、もっとも重要なのです。
高音になるほど、声に重みが増して詰まり気味に聞こえてしまう人は、ぜひ、軽さを明るさを獲得できるようにしていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う時、一般的に「顎を引いて歌いましょう」と言われます。しかし、歌手が歌っている映像を見ると顎を上げて斜め上を向くようにして歌っているシーンを目にしたことがあると思います。
ということは、顎を上げる事で声が出しにくくなる・・という結論にはならない事が分かります。
この疑問を個人的な感覚も踏まえて解説していきましょう!
早速、結論になりますが、
発声が整っている(喉に余計な力が入っていない)場合は、顎を上げても発声に影響はないですが、発声が整っていない(余計な力みが入る)場合は、顎を上げる事で、その力みを助長してしまうのです。
顎を上げる事で喉ぼとけや舌骨から顎に繋がっている筋肉群が伸びます。伸びているという事は、柔軟性が無くなっている状態と意味します。
もともと、発声する時に、喉ぼとけが上がり過ぎるなど、その筋肉群に力が加わってしまっていたりすると、顎を上げると余計に緊張が働いてしまうのです。
だから、力が抜けている人は上を向いて歌えるが、力が入っている人は、上を向くと歌いにくいわけです。
逆に、顎を上げても苦しくない発声を模索練習し獲得できれば、ある程度、喉の力みは無くなってきていると考えてよいのではないかと思います。
ひとつの練習方法として、無理はしないように気を付けながら実践してみるのもアリだと思います。ぜひ、参考にしてみてください!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
仙台で話題の喉締め改善ボイトレが山形でもレッスンが受けられるようになりました!
ボイストレーニングを習う目的として最も多い「高音発声」が悩みの方も、原因のほとんどは「軽い喉締め、張り上げ」にあります。
こんな悩みのある方は、ぜひ、体験レッスンにお越しください♪
■声がこもり音程が下がり気味に聞こえる
■単音なら出せるのに、曲中なると同じ音が出しにくい
■録音した歌声が苦しそうで頑張っている感じに聞こえる
■アゴが上がり、必ず上を向かないと歌えない
■息を多く吐くと足りなくなり、減らすと喉が締まってしまう
そんな悩みも最短で解決できます!
ぜひ、体験レッスンお申込みをお待ちしております。お気軽にお申込みくださいね!
体験レッスンのご案内と詳細は以下からご覧いただけます。
◆レッスン会場:山形県にある音楽スタジオ
「ミュージック昭和セッション内」
住所:山形市あこや町2丁目2−2
電話:023-622-3802
HP:http://www.musicshowa.co.jp/session/
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
声帯の締め過ぎから起こる喉締め発声改善について、まず初めに行いたい練習はファルセット(裏声の囁き声)です。
声帯を締め過ぎる癖がついている人は、一旦、メーターをゼロに戻すイメージで全く声帯を締めない状態で発声する練習が効果的です。
声が出ている時点で声帯は少し閉じていますので、厳密には、声帯を閉じる運動が入りますが、ほぼ閉じないで発声するという事です。
裏声で行う理由は、地声よりも簡単だからです!
どうしても地声の方が声帯を強く締め過ぎてしまう傾向がありますので、裏声で感覚を掴んでから地声でも同じように発声します。
通常、ファルセットボイスは歌う時に使う声ですが、喉締め改善の発声練習として出す時は、一瞬で息を吐き切って欲しいので長く伸ばす必要はありません。
ファルセット発声の重要なチェック項目は、
・息の量(一瞬で吐き切る)
・声の明るさ(最大限明るくする)
・口、喉の開き方(笑って、軟口蓋を上げる)
以上の3つです。
日頃、歌を練習している時にファルセットを使った事がない・・という人は、ぜひ、このファルセット発声から練習してほしいと思います。
喉締め改善の基盤となる声です。
この発声を疎かにせず練習した人は、必ず、いい歌声を獲得できると思いますよ!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
現在、Loose Voiceでは、無料のオンラインボイトレ相談を開催しております。
特に「喉締め発声」で声が上手く出せないという人を対象に的確なアドバイスを無料で行っております。
事前に、あなたの歌声(スマホで録音した音源でOK!)をメールで送信いただき、どういった発声状態かを確認させて頂きます。
そして、何が原因で喉締めが起こっているのか、次に改善方法をお伝えさせて頂きます。
こんなお悩みがある方は、ぜひ、この機会に、オンライン相談をご利用くだささい!
■ワンコーラスは歌えるのに、曲の後半になると歌えなくなる
■音程が下がり気味になり歌手よりも暗い声に聞こえる
■息が足りなくなりフレーズのおしりで喉が締まる
■録音した声が苦しそうで聞いているのがつらい
■喉は苦しくないが、抜けの良い明るい声にならない
実は、ちょっとしたコツやイメージで発声を変えることで、楽に出せるようになるのです。やり方は、実際に講師が出している声をマネするだけ!
そのマネにも、いくつかのポイントがありますが、それは実際のオンライン相談でお伝えいたします。
「本当に今までの苦しい声から解放されるの?!」と半信半疑な方も、ぜひ、無料でその発声感覚を掴んでくださいね!
無料オンラインボイトレ相談の詳細は、コチラからご確認ください♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌声の発声練習で鼻腔共鳴というものがあります。特に高音を出す時に、意識イメージすることで発声がしやすくなり、音程も安定してくるという目的で行われます。
鼻腔共鳴が上手くできているかどうか、その判断は、とても難しいものです。確かに鼻腔共鳴ができていれば発声のストレスはなくなり、声をコントロールはしやすくなります。
しかし、鼻腔共鳴を行っているつもりでも理想通りに声のコントロールができないという場合は、何かしら間違っているという事も考えられます。
レッスンを行っていて思うのは、
・鼻に声を当てるイメージを持つ
・口角を上げて歌う
・鼻に響かせるように歌う
など・・こういった意識だけでは鼻腔共鳴が上手くできる場合が少ないように感じます。結局また、喉が苦しい、詰まる、という状態が生まれます。
有名な「ネイネイ発声」についても、喉を締めている発声でも、ネイネイ発声はできてしまうので、その根本の喉の使い方を発せられる音色を聞きながら、正確に判断していく必要があります。
【まとめ】
鼻腔共鳴の正しい状態が分かっていないと、発声しずらいという状況はなかなか変わらない。意識やイメージを鼻に持つだけでは、あまり効果がない。
声質や音色などの発声根本を聞き取れるヒアリング力が必要である。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高い声、強い声、太い声など・・歌う側の目線で歌声を求めてしまうときりがなく理想ばかりが広がっていく事があります。
しかし、聞く側の目線で考えてみると、人間が聞いいて「程よい心地よさ」という音があります。
度を越した大きさは「うるさい」と感じ、あまりに高い音はずっと聞いていると「疲れる」など。実は程よい歌声を見つけ出す事が、結果的に、歌が上手いとか、いい声という印象に繋がってくるのです。
プロの歌手は、7.8割ぐらいの声量でライブをこなし、生涯長く歌えるように喉を労りながら活動しています。
例え、アマチュアの人が、プロより声量があっても高音が出たとしても、全力で歌っている声をずーっと聞いていたいか?と問われたら、なかなかyesと言えないでしょう。
ずっと聞いていたい歌声は、疲れない、心地よい、バランスが良い、などの「程よい状態」が必要なのです。
闇雲に高音や声量を求めずに、聞く側の目線で「程よい」を見つけられれば、十分歌っていく事ができます。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
喉が締まって上手く声が出せないという悩みを解決する方法として、体に負荷をかけて解決するレクチャーは効果があるのでしょうか?
この原理目的を簡単に説明しますと、喉以外の部分に力を加える事で「力みの支点を喉から外そう」という事です。
実例でよくあるのは、お腹周りに力を入れて喉の締まりを緩和させる方法。
重心を前かがみにしたり、誰かに後ろから腰を押してもらったり。
ここで冷静に考える必要があるのは、喉が締まるのは、喉の運動が間違っているからという事です。
(本当は右に進みたいのに、左に進んでしまっているという状態だとして、これを解決するには右に進む癖を無くして左に進む感覚を得るという事になります。)
お腹など体に負荷をかける方法というのは、右に進む癖は直さないで、なんとかそのまま進んでみてください、と言っているような感じと捉えられます。
実際に、私自身も体に負荷をかけたレクチャーを受けたことがありますが、私の場合は、お腹に負荷をかける事で反射的に、声帯が閉じてしまい(i=息を止める運動)余計に声が出しにくくなりました。
一瞬、呼気圧で「ぐっ」と声量が上がりますが、呼気の量がバラつき、安定した歌唱にならず、何より冷や汗が出るような疲労感がありました。。
お腹に力を入れれば、楽でいい発声ができるというのは、声帯や喉の仕組みが、明らかにされつつある現代では時代錯誤であるように思います。
歌手がライブで歌っている時、そんなに下半身が疲れるほど、踏ん張っているわけはないですよね。ダンスをしながら歌うこともできるわけですから!
ボイストレーニングは、正しい喉の運動を、いかに分かりやすく伝えるか、に尽きると思います。
今、ボイストレーニングを受けている内容の先に、本当に解決できる光が見えるのかを、冷静に考えてみる事も大事です。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
Loose Voiceは、喉締め発声改善に力を入れております。
歌っていると、喉が苦しい、疲れる、嗄れる、音程が上がらない・・など、喉締め発声で起こる現象は様々です。
一方で、歌手は勿論、発声に何の苦労もなく楽に歌える人もおります。喉は同じ構造なのに、どうして、このような違いが起こるのか?
大きく関わっているのは、日常会話の声(喜怒哀楽)が、どういう発声になっているか、また、これまで歌ってきた発声の癖がどうなっているかです。
喉締め発声は、本来、必要な発声運動以上の力を入れてしまっている状態。
その力を入れる事によって、正しい運動が妨げられています。
と、いうことは、改善手順としては、
【不要な力を入れない ⇒ 正しい運動を入れる】
となります。
しかし、改善に悩むほとんどの人は、不要な力を無くす前に、正しい運動を入れようとします。
これでは改善することができません。
足に重りを付けたまま、早く走ろうと頑張っているようなものですから、まずは、重りを無くすことが先決です。
この手順を踏まずに、例えばミックスボイスの練習をしても、詰まった歌声になるか、地声から裏声への移行のタイミングが早い段階でやってきてしまい、結果的に、地声で高音が出せない、常に閉鎖感のある歌声になるという事になります。
喉締め発声の改善は、これまで歌ってきた期間が長い人ほど、時間がかかります。これまで10年以上歌を習っているが、未だに、喉締めが直らない・・という人に何人も出会ってきました。
お話を聞くと、色んなスクールやボイトレを経験してきたが、的を得た練習はされていなかったと聞きます。
先ほど書いた「改善手順」が逆になっていたりすると、もったいない10年を過ごすことになりますので、同じような悩みを持っている人は、ぜひ、お気軽に一度、ご相談ください♪
オンラインレッスンも対応しておりますので、全国からのご相談もお待ちしております。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う為の発声で、多くの人が悩む「喉締め発声」についてのお話です。
喉締め発声のくくりとしては、ここでは以下のような体感がある人とします。
①喉が苦しい、詰まった声になる
②苦しくないが張り上げ声になる
①の場合
舌や喉頭周辺の柔軟性と声帯の運動の2つを獲得する必要があります。
②の場合
恐らく舌や喉頭周辺はコントロールできているが、声帯の運動を調整する必要があります。
①の状態で、例えば声帯を適切に調整(=俗に言うミックスボイス)できたとしても、舌や喉ぼとけ周辺が緊張している状態が残っていると、声が細くなり、豊かな響き、余裕を感じられる歌声が得られにくい場合があります。
また、曲の後半になるにつれて、徐々に声が詰まってくるという事も起こり易いです。音程を高くする事と喉の空間を狭くする事を連動させないように、ストレッチが必要になります。
これまで、喉の空間を狭めて歌い続けてきた人は、癖になってしまい、どれだけリラックスしようとしても力が入ってしまうという、もどかしい期間を過ごしている人も多いと思います。
これまで1000人以上のボイストレーニングを行ってきた経験から、①の場合は、2つのトレーニングを同時に平行して行っていく事で、効率的に改善できる事が分かっております。
喉締めでお悩みの方は、無料のオンライン相談も行っていますので、ぜひ、お気軽にお申込みください♪
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌手の歌声と自分の歌声を比較した時に「何かが違うなぁ~」。そう感じる事があると思います。音程やリズムは合っているのに、どこかカラオケ感が抜けないような。。
その違いは「声の抜け感」にあります。
歌声がよく通る、抜けていく、爽快感が感じられる・・など、表現は様々ありますがプロとアマチュアでは、その違いが大きいのです。
その「抜け感」ですが、どうすれば同等の発声にする事がでるのか。
重要なポイントを2点お伝えしておきます。
①喉周辺の脱力
発声の必要な力以外は、なるべく喉周りは脱力する必要があります。理由は、音の振動は硬直したものでは豊かに響かないからです。
特に、喉ぼとけを支えている筋肉群は柔軟性があった方がよいです。だだこれはマッサージとか、リラックスするという気持ちだけでは獲得できない部分です。
なぜなら、声帯の運動との連携性が深いからです。
喉ぼとけ周りの筋肉を緩ませるためには、声帯を適切に使ってあげることで、結果的に、回りの筋肉も不要な力を入れない感覚が得られるという事です。
※物理的にほぐす事も多少の効果はあると思います。
②声帯の運動(薄く伸ばす)
そして、これが一番のポイントになります。
ポップスの歌声は地声が中心になります。しかし、歌の音域は普段の話し声の音域よりも幅が広くなります。特に高音になると声が詰まって、響きの無い声になってしまう人が多いです。
そこで、声帯を薄く伸ばし、重たい声ではなく軽い声にチューニングする必要があります。このチューニングが「抜け感」が出せるかの鍵になります。
ギターで言えば、細い弦で高音を弾くこと。
太い弦で高音を弾けば、音がこもり明瞭さが無くなります。
一般的に、裏声は声帯が伸びると言われています。つまり、地声の感覚で音色を裏声に寄せていくというトレーニングが必要になります。
繰り返しですが①②は連携しておりますので、同時にバランスをとりながら発声練習をしていくと、発声スキルは必ず成長していきます。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
近年は、歌い手のキーがどんどん高くなってきている傾向にあります。男性曲のキーを女性が歌えない程のキーである場合もあります。
80年代、90年代は、高い声を出せる歌手はいましたが、ここまでの割合ではなかったように思います。
なぜ、曲のキーが上がってきたのか??
恐らく、情報化が進み、発声についての知識と技術が上がってきた事。また、ボーカロイドというジャンルが生まれ人間には出せないような高音をマネして歌う若者が増えてきた事が考えられます。
■これから歌手を目指していく人や、SNSで自分の歌を売り出していこうとしている人に、このキーが上がってきた傾向がどのように影響するのでしょうか?
キーの高い風潮が強まっているからと言って、そこに自分を合わせる必要はありません。自分の魅力を最大限活かせるキーに設定しましょう。
少し発声面からの視点ですが、自分の最適なキーを超えると、声帯を薄くして、裏声の状態に寄せて発声する必要があります。裏声に寄るという事は、地声感が少なくなるので、その人の個性(本来の地声)が薄くなり、音色が他大多数と似通ってしまいます。
(裏声は地声より個性が出しにくい)
つまり、無理なキーで歌うとベストな表現(魅力)が出せなくなる可能性があるという事になります。
ぜひ、この点を踏まえて、あなたに最適なキー設定を探してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌を練習していると、何でこんなに自分って歌が上手くなりたいんだろう?
と思ってしまう事ってありませんか。
特に趣味で歌を練習している人にとっては、歌う機会といえば、カラオケや余興、SNS投稿などだと思います。
その目的と練習過程のバランスを考えた時に、こんなにも練習しないと、歌って上手くならないのかー!!と落ち込んでしまう事もあるでしょう。
また、誰かに「上手いね」と言われないと自信が持てないという思い込みは、一旦、考えない方がよいです。
自分が頑張っている分野で、他の誰かが上手くいっているのを見ると素直な気持ちになれず、正直な感想言えなくなることが多いです。
本当は「上手い」と思っているのに、悔しくて何か粗を探してしまったり・・。
なので、まずは自己満足でいきます(笑)
過去の自分より上手くなっていれば成功している、成長していると思っていればOKです。
ただ、それだけだと、モチベーションをキープするのは、きっと難しい。
誰かに褒められたり歌ってほしい~とリクエストされる事でモチベーションが上がり、いい波に乗れます。
「歌う」
「喜ばれる」
「リクエストされる」
「自信がつく」
「もっと歌いたくなる」
このループに入ると、歌の人生ごと楽しくなれます!
まずは、小さな成功体験を積み重ねていき、自己満足度から上げていきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
自分の歌声を録音して聞き返した時に、何となくプロ歌手の歌声と違うんだよな~、と感じたことはありませんか?
自分の歌声が嫌だな・・と思ってしまう人が結構いるのではないかと思いますが、その解消にも繋がってくるお話をします。
今回は、とても感覚的な話で説明しますので、軽く読み進めてみてください。
プロの歌手の歌声との違いは?
「その音に対して喉のチューニングが合っているかどうか」が、キーポイントになります。
例えば、ギターなどの弦楽器を想像してみてください。
太い弦と細い弦で、同じ音が存在しますよね?
(例:5弦の15fと2弦の1f)
この2つの音色を聴き比べた時に、聴き心地が良いと感じるのは、恐らく2弦1fの音ではないかと思います。響きが明るく軽い。そして明瞭である。ずっと聞いていても疲れないような余裕感があります。
5弦15fの音は、弦が太いうえに振動する長さが短い為、同じ音なのに響きが弱く籠り気味になり、音もぼやけて聞こえます。
この現象が声(声帯)でも起こっているのです。
プロの歌手は、ライブで数時間歌っても喉を壊さない発声状態が作れます。
これは声帯のチューニングが上手で、例えたギターで言う2弦1fの状態が作れているのです。(声帯を薄く伸ばせる)
だから、声が綺麗、豊か、素敵、良い声という印象が得られます。効率の良い発声であるので、喉の負担も少ないわけです。
声帯が薄いというのは、裏声の発声状態に傾いているということ。
声帯が厚いというのは、地声の発声状態に傾いているということ。
つまり、歌手は地声よりも「裏声の状態に限りなく近い地声」を使っているのです。
歌手の歌声と自分の歌声を重ね録りしてみるとハッキリと、この違いに気づく事ができますので、ぜひ、試してみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高音が上手く出せない、という悩みはよくあることですが、レッスンを行っていて気付くのが、実は「高音になる前の音」から発声が崩れている場合が多いという事です。
高音になる前は、声が出しにくい、苦しい、喉が詰まる、、などの体感が特に無いので発声が崩れていることに気が付きにくい。ですので高音だけを直そうとしてしまいますが、実は、その前段階から修正していく必要があります。
となると、高音の発声を改善する時の選曲が重要になります。
現時点で、楽に出せる音域の曲を選ぶこと。
出しにくいという体感があってからでは、少し遅いわけです。
おおよその目安になりますが、男性は「ミ(E4)」女性は「ソ(G4)」あたりの音までの発声状態を確認する事で、その上の高音が出せるかどうか判断する事ができます。
初めから高音が出てくる曲を選曲してしまいがちですが、着実にステップアップしていく為には、少し余裕のあるキーの曲からスタートしていく事をおススメします!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う為のボイストレーニングを行っていく上で、手順や手段は重要です。
闇雲に練習して、効果が出ずに自信を無くしてしまうだけ、、という悲しい状況にならないようにする為にも、その手順を知っておきましょう。
当然ですが、発声状態は個人に違いがありますので、万人に通用するというものはありませんが、これまでのレッスン経験から気づいた「最適な手順」をお伝えしたいと思います!
過去のレッスン経験から、9割以上の人は「地声の声が強すぎる」から、自分の歌声がイマイチだ・・と感じてしまう事が分かっています。
声が出しにくいという体感(喉が詰まる)が無くても「何か歌手の声と違うなぁ、アマチュア感が抜けないなぁ」と感じている人は、この状態になっています。
Loose Voiceの発声改善の手順は、
【現状】
息が少なく地声が強過ぎる
(声帯を締め過ぎ)
【改善ステップ①】
優しく息を増やして歌える
(声帯を緩める)
【改善ステップ②】
適度に息を減らす
(地声と裏声のバランスを取る)
以上の手順で行っています。
ステップ①を飛ばしてステップ②に行く事は難しいので、必ずステップ①を確実なものにしてから進んでいます。
なるべく無駄な遠回りしないように、このような手順を参考にしてみてくださいね!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌声を聞き返すと鼻声のように聞こえてしまう・・という悩み。
「歌声は鼻に響かせる」と言われることがあるので、混乱してしまっている人も少なくないと思います。
鼻声になってしまう原因は、大きく2つあります。
①舌の後ろ側が上がり過ぎている
呼気は口と鼻の両方から流れます。その時、舌の奥が上がっていると、口から出る息よりも鼻から出る息の量の方が多くなり、鼻声のように聞こえてしまいます。
舌は、普段の会話と同じ状態で歌うことをお勧めします。
②声帯を締め過ぎている
声帯を締め過ぎる事で息が流れにくくなり、結果的に①と同じように、口から鼻から共に呼気量が少なくなり、鼻声になってしまいます。
厳密にいいますと、①②が併発している事が多いです。
■鼻声にならないようにする練習法
鼻声にならないようにする為に、鼻を摘まんで「ららら」で歌う練習をしてみてください。鼻を摘まむことで息が口からだけしか流れない状態を作ることができます。
この状態で①②が起きると、思いきり鼻声になり、耳で確認する事ができるでしょう。
決して、鼻声になることが悪い訳ではなく、歌声の好みの部分もあります。必ず、自分の歌声を録音して理想に近い状態かを確認しておきましょう!
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
歌う時に「喉を開けましょう」という事は、よく耳にしますよね。
でも、どれくらいの状態が「喉が開いている」のか分からない人が殆んどだと思います。
開け方の基準というものは存在しませんので、最終的には発声が楽で自分の出したい声の音色になっていればOKと思っておきましょう。
今回は、開け方の目安と注意点をご紹介します!
■開け方の目安と注意点
なぜ、歌う時に喉を開けましょう、というのか。
それは、多くの人は高音になると喉や舌の位置が上がり過ぎてしまい、口の中の共鳴空間が狭くなる為、それを想定して、事前に喉を開ける事で広い共鳴空間を維持したいからです。
共鳴空間を広く確保する事で、良い声の響きが得られます。
ただ、あくびのように喉を開け過ぎると、不自然な力が入り、以下のようなデメリットが生まれます。
・声が籠る
・声楽のような声になりポップスに向かない
・高音が出しにくい
・不要な力みが生まれる
つまり、過剰に開け過ぎてマイナスな状態になってしまってはダメです。
最終的な開け方の目安は「普段の会話と同じ」で大丈夫です。
この目安は、曲のジャンルや歌唱スタイルを度外視した、あくまで発声面だけを見たときの目安になります。
ボイストレーニング初心者は、喉周りの筋肉が硬い場合が多いので、初めは過剰に喉を開く事で筋肉が緩んできます。
緩んできた後は、過剰に開けなくても自然に会話するレベルの開け方でも歌う事ができると思います。
結果、自然に開けている時の方が、歌もリラックスして気持ちよく歌えるものです。
喉の開け方は、その人の発声段階にもよりますが、なるべく無理のない自然な状態を心がけておきましょう。
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必ずあなたの発声改善に繋がります。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
発声練習で出している声で歌うと、何か違和感を感じませんか?
実は発声と歌声は違うものなんです。
発声練習の目的は「音程や声量を喉に負担をかけずにコントロールする為」に行うもの。
平たく言えば、歌声の基礎を作っている状態です。
なので、逆に歌声では使わないような「変な声」を出したりもするわけです。
喉が楽に発声できる「感覚」さえ掴めれば(どんな声でも)OKなんです!
だから、発声のまま歌わなきゃいけない、とは思わなくて大丈夫です♪
仮に、発声のまま歌うと、
歌声としては不足状態になり「なんか、しょぼいんだよね・・」と感じてしまうでしょう。
歌声は【発声+曲のジャンル(雰囲気)+個性(スタイル)】などがプラスされたものになります。
発声のまま歌っても、ロックっぽく、ジャズっぽく、ゴスペルっぽくは、ならないでしょう。
じゃあ、自分の実際の歌声は、どうやって知るの?
いくつかの方法がありますので、ご紹介しましょう。
その前に!!
歌声には、
【色気】もしくは【カッコよさ】を感じないと魅力的に聞こえません(超重要!)
なので、良い声を出そうではなく、カッコ声を出そうとか、色気のある声を出そう、と思った方が結果的に上手くいきます!
あなたの好きな歌手にも、どちらかを感じませんか??
■自然体派
→何も作り込まないで自然な声で歌いたい人は「カエルの歌」をカッコよく歌ってみてください。
童謡のような無垢な曲を歌ってみた時の声が、自然体なあなたの歌声です。
注意点は、ダサく聞こえないようにすること!あくまでカッコよくですw
■好きな声派
→好きな(歌手の)歌声のイメージがある人は、好きな歌声と自分の声の共通点を見つけて、歌声を作ってみてください。
共通点の例は「優しい声」「パワフルな声」「ハスキーな声」「ツンとした声」「温かみのある声」など。100%、自分の憧れの歌声になることはないので、必ず、自分の声との共通点を探してください。
■ジャンル派
→歌いたいジャンルがある人は、そのジャンルの雰囲気を出せる歌声を作ってみてください。
ただ、声が癒し系なのに、ロック風に歌いたいというのは、喉の負担をかけたり、客観的に見られた時に、「それは似合わないよ・・」と思われる可能性があるので、ある程度は自分の声のキャラクターを知っておく必要があります。
歌が上手いと思われる人は、自分に似合う曲を選んで歌っています。
または、自分らしい歌い方にアレンジします。
鏡でファッションチェックをするように、声も録音して似合っているかチェックしてみてくださいね!
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こんにちは、Loose VoiceのKANです!
「声を鼻に響かせる」という言葉を聞いた事がありますか?
歌声を綺麗に響かせる為の方法として、鼻腔への響きをレクチャーされる場面があります。しかし、実際に鼻に響いているかどうかの判断は、かなり難しい。
なぜなら、目に見えたり数値化できるものではないからです。
客観的な耳で判断していくしかありません。
ここで、陥り易い罠を一つお伝えいたします。
それは、鼻腔に響かせる意識を持つことで、間違って「ただの鼻声」になってしまう人がいます。
これは声帯を締め過ぎたり、舌の奥が上に上がり過ぎている事で起こってしまいます。
この鼻声を防止する為の練習方法としては、鼻を摘まんで「ラララ~」で歌ってみる事をおすすめします!
鼻声発声になっている人は、鼻を摘まむと明確に鼻声になりますので、自己判断ができます。通常「ラララ」で発声した場合、鼻を塞いでも塞がなくても、声の音色に大きな影響はないものです。
ぜひ、鼻声で悩んでいる人は、確認してみてくださいね!
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日本ボイスアドバイザーが指導するオンラインボイストレーニングは、全国から多くのご予約を頂いております!
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無料オンラインボイトレ相談の詳細は、コチラからご確認ください。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
現在、Loose Voiceでは、無料のオンラインボイトレ相談を開催しております。
特に「喉締め発声」で声が上手く出せないという人を対象に的確なアドバイスを無料で行っております。
事前に、あなたの歌声(スマホで録音した音源でOK!)をメールで送信いただき、どういった発声状態かを確認させて頂きます。
そして、何が原因で喉締めが起こっているのか、次に改善方法をお伝えさせて頂きます。
こんなお悩みがある方は、ぜひ、この機会に、オンライン相談をご利用くだささい!
■ワンコーラスは歌えるのに、曲の後半になると歌えなくなる
■音程が下がり気味になり歌手よりも暗い声に聞こえる
■息が足りなくなりフレーズのおしりで喉が締まる
■録音した声が苦しそうで聞いているのがつらい
実は、ちょっとしたコツやイメージで発声を変えることで、楽に出せるようになるのです。やり方は、実際に講師が出している声をマネするだけ!
そのマネにも、いくつかのポイントがありますが、それは実際のオンライン相談でお伝えいたします。
「本当に今までの苦しい声から解放されるの?!」と半信半疑な方も、ぜひ、無料でその発声感覚を掴んでくださいね!
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こんにちは、Loose VoiceのKANです!
生徒さんからの質問でよくあるのが「どれくらいの期間で歌が上手くなりますか?」という質問です。
この質問の答えとしては、期間ではなく「練習量と質」で考える必要があります。
例えば、
・週に3回カラオケに行って、好きな歌を2時間歌う人。
・週に2回、自分の歌を録音して気をつけるべきポイントを意識して1時間歌う人。
この二人でしたら、間違いなく後者の人の方が、短期間で上達していきます。何となく歌って時間を過ごす人と、意識を向けて歌う人では、今後において、大きな差が生まれます。
誰しもが短期間で上達したいと思っているはずですので、重要なのは練習の質と時間になります。
ただ楽しんたで歌う練習は、聴く側の耳で聞いていないので、自己満足の歌唱になります。必ず、録音して自分が聴く側の耳を持って練習を進めていくとよいでしょう。
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こんにちは、Loose VoiceのKANです!
カラオケで歌うと、なぜか上手く歌えなくなるという経験はありませんか。
この原因は、一体何なのでしょう?
カラオケ以外の歌唱環境は、自宅や車内、屋外などでしょうか。
カラオケでは、上記の環境にはない「マイク」を使いますよね。
実は、原因は、このマイクを使う想定での歌声になっていないからです。
マイクを使わない時の歌声と、マイクを使った時の歌声は、違うのが当然ですよね。マイクは実際の声量を何倍もに大きくします。
つまり、マイク無しの歌声を、そのままマイクに入力してしまうと、大き過ぎてうるさい声になってしまうわけです。
しかも、実際にカラオケに行くと、マイクを使っているのにも関わらず、普段よりも大きな声を出してしまう人もおります。これでは、余計に上手く歌えるわけはありません。。
マイクを使うという事は、マイク無しの状態よりも声量や声質を抑えるべきなのです。
普段の練習からマイクを使って歌っておかないと、本番だけマイクを使い、声のさじ加減が分からなくならないようにしておくことが必要になります。
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山形県にある音楽スタジオ、
「ミュージック昭和」でもレッスン実施しています。
◆ミュージック昭和
住所:山形市あこや町2丁目2−2
電話:023-622-3802
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仙台までは、遠くて通うのが難しい方も山形でレッスンが可能になりました!
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仙台Loose Voiceのボイストレーニングは、喉の仕組みに基づいた従来とは全く違うボイストレーニングで、誰にでも高い効果が望めます!
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そんな悩みも最短で解決できます!
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【2022年11月現在】
3名様の募集枠に限ります。
こんにちは、KANです!
鼻腔共鳴と鼻声の違いは何なのか?
リスナー側の印象としては、鼻腔共鳴は綺麗な抜けの良い声に聞こえ、鼻声は抜けの悪い詰まった声に聞こえます。
高音を出すには鼻腔共鳴を使いましょう、という表現をします。
これを勘違いして、ただの鼻声になってしまっている人が少なくありません。
そうならないように自分で確認する方法をお伝えします。
■鼻腔共鳴と鼻声を見分ける方法
鼻を摘まんで、鼻から息ができない状態で「ラララ~」歌った時に、鼻声になるかどうかを確認してみましょう。
もし、鼻声になってしまった場合は、舌の後ろ側が上がっていて口への息の流れを止めている。もしくは、喉を締めて音程をコントロールしている可能性があります。
音程は、声帯だけを運動させる事でコントロールできるのがベストなので、間違った運動がなければ、鼻を摘まんでも鼻声にはならないはずです。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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こんにちは、Loose VoiceのKANです!
高い声を出すとき、ついやってしまうのが息を吐き過ぎてしまうことです。
高音は、反射的に息を増やして声も大きく、というイメージを持ってしまいますが、実は、真逆になります。
口笛も高い音を出すには、息を増やしては音が出なくなります。音程を調整しているのは、息ではなく舌先や唇ですよね。
声の場合、息と声帯で音程を作っているので調整すべきなのは、声帯になります。
高音を出すには、声帯から出る息を少なくする必要があります。
ここで間違いやすいことが、
「息を減らす=声帯を締める」と思ってしまい、苦しい発声になることです。
この方法でも息を減らすことはできますが、声帯が更に分厚い状態になってしまうので、音程が上がらなくなります。
息を減らす方法は、声帯を伸ばすこと。
つまり裏声の音色のように軽く明るい声質感にさせながら発声していくという事になります。
練習方法としては、同じ音を地声と裏声で交互に発声して、なるべく声の音色を揃える。
特に男性は、地声が強いので音色にバラツキが出ると思いますが、根気よく練習して整えていってみてくださいね!
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必ずあなたの発声改善に繋がります。
Loose Voiceでは、コロナ対策といたしまして、以下を実施しております。
■講師と受講生はマスク着用
現在、不織布マスクを着用しながらレッスンを受講いただいております。
■常時換気システムを作動
レッスン室は防音となっておりますが、防音仕様の換気システムを設置。
外気を取り込みながら室外に空気を排気しております。
■二酸化炭素濃度測定器の設置
CO2濃度を常に表示しながらレッスンを行います。
■空気清浄機の設置
花粉、除菌、消臭を同時に行っています。
■レッスンの入替時の換気
レッスンの入替時に5分程度、ドアを開け換気を実施しております。
■ビニールカーテンを設置
受講生と講師の間にビニールカーテンを設置し飛沫遮断いたします。
■アルコールスプレー設置、清掃
入口、室内にアルコールスプレーを設置。ドア、テーブル、譜面台など定期的に除菌を実施。
引き続き、感染対策を行いながらレッスンを実施してまいりますので、ご安心してお越しください。
また、ご心配な方は、オンラインレッスンも開講しておりますので、ぜひ、ご検討ください。
こんにちは、仙台Loose VoiceのKANです!
カラオケは、ストレス発散という目的で行くのが殆ではないかと思いますが、ただ、最近は、一人専用のカラオケボックスができたりして、こっそり、個人練習をして皆をみんなを驚かせたい、と思っている方もいるようですね!
さて、そんな、発散の目的で行っているけど聞いてくれる人のために「少しでも、よい歌声にしたい!」という方に、アドバイスいたします。
カラオケで「叫ぶような歌声」を耳にする事がありますよね。
室内で、仲間同士で楽しんでいる分には全然OKですが、客観的に聞いてしまうと、やっぱり、少し聞き苦しいと思ってしまうのも事実・・です。
では、まず、(叫んでるつもりがないのに)なぜ「叫ぶような歌声」になってしまうのか?
それは、ズバリ「喉に無理をかけて声をだしているから」です。
要は、力ずくで声を出している状態。
「だって、そうしないと高い声がでない・・」という声が聞こえてきそうなのですが、それは喉を正しく使うためのボイストレーニングを行えば改善できます。
今回は、ボイトレに通う時間がつくれない方のために、簡単に実践できる喉声改善のコツをお伝えします!
【喉声改善のコツ】
①「声は、息が混ざらないと生まれないものだ」という事を理解しましょう。
(なんだか、かたい感じになりましたが、、)これはとても重要なポイントです。たいがい、高音で苦しそうになるのは、スムーズに息が流れない状態になっている時です。
歌手の歌声を、耳を澄ましてよーく聞いてみて下さい。
歌声に息が混ざっているのが分かるはずです。おしゃべり声とは、あきらかに違うはずで、歌声は、息に声をのせるように、口から出る順番を「①息→②声」と思ってみてください。☆平原綾香さんを聞いてみると、よい参考になりますよ!
②高い音のイメージを「上に」持たない。
曲中、メロディは常に動いています。その時にメロディの上がり下がりと共に、低いから下、高いから上というイメージを持つと、口の中の空間が変化し声がつぶれやすくなります。
高音で苦しくなって、すぐ裏声になってしまう方が多いのですが、その場合、頭から出しているようなイメージを持っている人が多いです。
音程に左右されずに、常に声は前に飛ばします。
(※「高音は、頭からでるように~!」と、聞いたことがあるかもしれませんが、これは、誰しもに当てはまる改善策ではありません。少しは出しやすくなったと感じる事もありますが、喉に力が入っている方には、更に締めつける原因にもなります。)
この2つを気をつけて、ぜひ、歌ってみてくださいね。
歌声は、とても自然なものです。
①声を響かせる為には、空気(息)が必要です。
②歌を届けたい人は、きっと、目の前にいる方ではないでしょうか。
****
日本ボイスアドバイザーが指導するオンラインボイストレーニングは、全国から多くのご予約を頂いております。必ずあなたの発声改善のお役に立ちます。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
プロシンガーの歌声を聞いた時「やっぱりアマチュアとは違うな~!」と感じる事はないでしょうか。
歌い出した瞬間に「上手い」と感じさせてくれるような歌声は、一般のアマチュアと何が違うのでしょうか。声を「楽器」と考えれば、音色が豊かで美しい音ほど聴き心地が良いもの。
声は一人ひとり個性があり、皆、音色は違いますが、その点を除外すれば、プロとの大きな違いは「声の明るさ」にあります。
実際に、違いを確認する方法としては、プロの歌声と自分の歌声を同時に歌ったものを録音してみる方法です。
そして録音したものを聞いてみると、明らかにプロの歌声の方が明るく抜け感があり、自分の歌声は少し暗くこもっている事が多いのです。
プロは音程の取り方(ピッチ感)が高いです。
これは、その音に対して無理なく発声している事を意味していて、一番、声が響く状態を作る事ができているという事。
一般アマチュアに多いのは「下の音から持ち上げる発声」つまり、張り上げる発声状態が多いです。そうすると声にノイズのようなものが混ざり、響きが無くなるわけです。
この響きの明るさを獲得することで、あなたの歌声もプロと同じ状態に近づける事ができます。
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日本ボイスアドバイザーが指導するオンラインボイストレーニングは、全国から多くのご予約を頂いております。必ずあなたの発声改善のお役に立ちます。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
自分の歌声を録音して聞いた時「音程やリズムは合っているのに、あまり上手く聞こえない・・」という経験はないでしょうか。
今回は、この原因を発声面から解説していきたいと思います。
先に結論からお伝えしますと、
【出している音よりも発声状態が低音の運動になっているから】です。
音程を取る時に大半の人は、音がフラット気味(下がる)になる傾向があります。つまり実際の音よりも喉の運動が低音発声になっているということ。
でも、今回の場合、音程は合っているわけです。
音程は合っているのに声が微妙に聞こえるというのは、そのフラット気味の発声を無理して少し持ち上げている状態になっているからです。
だから、響きや音色に豊かさが無く、詰まり気味の音になります。
ギターを弾いている人なら分かる思いますが、太い弦と細い弦で同じ音を弾いたとしても、音色が違いますよね?
どちらが綺麗な響きか、と言われたら、きっと細い弦の方と感じるはずです。
これに似た現象が喉で起っているのです。
声帯が分厚い状態で発声しているか。
声帯が薄い状態で発声しているか。
これが音程が合っていても、声が良く聞こえるかどうかの違いになります!
ぜひ、練習にお役立てください。
*****
オンラインレッスン限定!
喉締め・張り上げ発声改善プログラム実施中!
オンラインレッスンであなたの喉締めを改善しませんか?
詳しくは以下からご覧ください。
新年あけましておめでとうございます!
Loose VoiceのKANです。
昨年は、体験レッスンにお越しい頂いた方
実際にレッスンに通ってい頂いた方
オンラインレッスンで受講頂いた方
本当にありがとうございました!
本年も、明日、1/4(火)からレッスン開始いたします。
昨年以上に、ボイストレーニングのレクチャースキルに磨きをかけて、より分かりやすく、伝わりやすいを心がけていきます。
皆様、本年もよろしくお願い致します。
こんにちは、Loose VoiceのKANです!
今回は「喉絞め発声」をしてしまっている方へのメッセージです。
喉絞め発声とは、
【喉に本来は不必要な力みを入れて、無理に声を出している発声状態】のこと。
特に高音域の発声では、この状態で悩んでいる方は多いと思います。
なぜ、喉絞め発声は、すぐにでも改善した方がよいのか?
その理由は、大きく2つあります。
①どんなに「歌い方(歌唱テクニック)」に時間をかけて練習しても、喉締め発声の場合、声のコントロールが難しいため、理想の歌い方ができないと感じてしまうから。
②声帯に負担がかかる発声の為、喉を痛めてしまう可能性があるから。
例えば、トランペットという楽器で曲の弾き方を学ぶ前に「音の出し方」が上手くできていないと、何を弾いてもサマになりませんよね。
つまり、メロディーになる前の「音」の段階で、つまづいてしまっている状態。
歌も同様です。
曲を歌う前に「声という音」が良くないと、積み上げていくものは、とても危ういもになります。
◆どうやって改善するの??
「喉締め」と一口で言っても、その状態は人様々なのですが、ほどんどの場合は、喉ぼとけが過剰に上がり(連動して舌の奥が上がっているケースもある)喉の奥の共鳴空間が狭まり、筋肉の不要な過緊張によって起こっています。
この癖は、無意識に起こる事なので、じっくり慎重に時間をかけて直していく事が必要です。「脱力して歌おう」や「喉の奥をしっかり開けて歌おう」という単純な意識では、おそらく改善は難しいでしょう。
【具体的な方法の概要】
①喉が上がっても良いので喉から意識を外す
まずは、喉に力みを感じさせない事を優先して発声していきます。
(喉が上がっていてもよい)
一つ、気づいて欲しいのが「喉を上げて声を出しても苦しくない状態がある」ということ。
「あっかんべー」の状態で舌を出すと、喉ぼとけも連動して上がってきます。その状態で声を出してみましょう。実はそんなに苦しくないはず。つまり、喉が上がってくると感じた時に、無理に下げようとしたり、反抗する動きをとると、余計に苦しくなるということなのです。
まずは喉が上がってもいいので、顎や舌に連続的な動きを加えながら発声練習をすることにより、発声時「喉から意識を外す」というファーストステップを踏みます。
②物理的に喉の奥を開ける
次に、喉の位置を安定させるトレーニングに入ります。
喉ぼとけを無理矢理に下げるのではなく、自然に下がっている状態を作ります。
⇒喉ぼとけは、独立して動かせるので意図的に下げることができますが、無理矢理下げるのは避けて下さい。
よく、あくびをするような喉の開け方で歌いましょう、と言われますが、これは喉が上がる人にとっては難しく、逆に、不用な力みを生む可能性もありますので、注意が必要です。
練習のポイントは、口の中に空気の圧力を作ってあげることで、口と声帯との間の空気圧で喉の上昇を抑えてあげます。
口から、ほとんど息が漏れない状態を作り発声練習を行っていきます。
そうする事で、音程が上がっていっても、喉が一定の位置におさまってくれるようになります。
※勘違いに気を付けましょう!
「喉締め発声」は声帯をコントロールするボイトレを行えば改善できるんだ!と思っている人がおりますが、これは喉ぼとけが過剰に上がらない人に有効的な練習法です。
なぜかと言いますと、喉ぼとけが上がり過ぎている状態は、声帯のコントロールも上手くできないものだからです。
「ボイトレを長年やっているけど、一向に声が変わらない・・」という人は、練習方法の根本を、もう一度、確認してみるとよいでしょう。
いかがでしょうか。
文面だけでは、細かなニュアンスまでお伝えしきれませんが、喉締め発声は、その人に合った手順と方法で練習をしていく事で改善できます。
現在、レッスンにお越し頂いている皆さんも、この「喉締め」で悩んでいた方は、かなり多いです。それぐらい間違った「癖」としてありふれてしまっているのです。
ぜひ、あなたのボイストレーニングの参考にしてみてくださいね。
*****
オンライン限定!
喉締め・張り上げ発声徹底改善プログラム開催中!
オンラインレッスンであなたの喉締めを改善しませんか?
詳細は以下からご覧ください。
こんにちは、仙台ボイストレーニング Loose VoiceのKANです!
毎日の練習時間、大声で歌う環境を作るのは、なかなか大変だと思います。
カラオケや練習スタジオに通うのも、時間とお金がかかりますからね。
そんな時は、自宅で、歌を練習しちゃいましょう。何も大きい声を出して歌うことだけが、練習ではありません。しかも効果的に、ボイストレーニングができるんですよ♪
◆小さい声とは?
「小声」なのですが、今回の練習では、一般的に言う、「裏声(ひっくり返した声)」を使います。1曲を、まるまる、「裏声」で歌ってみるのです。
(低音がだしにくい場合は、飛ばしてOKです)
☆大事なポイント☆
その裏声は「息漏れのない裏声」で歌うようにしてみてください。裏声はどうしても弱くなりがちです。ですので、息が地声よりも多く出てしまう場合が多いのですが、それをなるべく、息漏れしない裏声で歌ってみます。
声自体は、小さくて大丈夫です。
◆どんな効果が得られるのか?
まず、裏声なので楽に声がでると思います。「地声(表声)で高音を出した時に、
キューっと喉が閉まる感じ」がある人は、今回の裏声では無いと思います。
なぜかと言いますと『裏声発声の喉の使い方は、高音に向いてるから』です。
ココがとっても重要です!
裏声だから高音が出やすいという視点で考えるのではなく、裏声の喉の使い方が高音に向いてる、のです。
つまり、裏声で高音を出しているときの喉の感覚が、地声で高音を出しているときの感覚にも近いという事。
そして、裏声で歌えるようになりましたら、次に、「その裏声の音色と同じような音色の地声」でも歌ってみる。
注意点としては、地声になったとたんに、声が大きくなり過ぎないことです。
それができると、要は、「小さい声(地声)で高音が出せる」という状態を作る事ができます。それがボイスコントロールが整っているという目安になるのです。
ぜひ、練習してみてくださいね!
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